バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

風の強い五月の水曜日の午後

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ハムスターがホイールをからから回すように何事もからからスムーズに進めばいいのだけれど、そうもいかない時が多々あって、水分がなくなったように心がだんだん干からびてくる。

からから。

進行方向がどこなのかわからず、まるでミラーハウスに入って迷ってしまった時のようだ。どこに手をついても行く先がわからず、目に映るのは焦りまくってひどい顔をした自分だけ。

ひやひや。

「それなら一度目を瞑って、心の目で見てみましょう」なんて歯が浮くようなことを思いつつ、首をぐるっと回したら、オレンジ色が目に飛び込んできた。

 

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昨年、古書も置いてある某カフェで購入したピチカート・ファイヴのソングブック。その昔、ピチカートばかり聞いている時代があった私は思わず手に取ってぱらぱら眺めたのだった。おいくらかしら?と値段を見ると100円だった。これは買うしかない。紙でできたケースはややくたびれていたけれど、ケースから本を出してみるとピシッとしていた。古本らしく楽譜のページの中央がやや傷んでいるけれど、眺めるぶんには支障がない。

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私は音楽が好きだけれど、楽器を鳴らせないため、楽譜として使うのは少々難しいけれど、眺めているだけでも本当に楽しい。

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「悲しい歌」好き。

Triste - Pizzicato Five

 

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各曲に書かれているコメントがいい。

優しい木曜日=pizzicato five

 

 

 Amazonでみたら、ビックリする値段がついていた。

100円で買えるようなものではなかったのかも知れないけれど、これもめぐり合わせと思い、大事にしようと思う。

 

ヤコウタケ、今年も無事に光りました☆

ヤコウタケ、今年も無事に光りました!

こないだのブログで38日目の状態の写真を載せました。

それがこちら。

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1日経った39日目には丸かったかさが開きました。

ヤコウタケは軸が細いため、少し倒れてしまったのですが、かさが開いた状態がこちらです。

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昨年も栽培しているので、わかってます!

この状態になれば間違いなく光ることを!!

で、電気を消してみたら……

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やっぱり光ってたー!

今年も私のカメラがアレなんで、あんまりきれいに撮れませんでしたけど、暗闇の中でぽわっと灯りがついたみたいに光っているのです。

 何度見てもこの明るさはいいなぁと思います。

自然のものが放つ光は美しいので、ずっと見ていても飽きません。

ヤコウタケは2日ぐらいでもう光らなくなってしまうのですが、その儚さも線香花火の玉が落ちるようで寂しくも素敵だなと思っています。

 

最初に光ったヤコウタケの横から新しい幼菌が生えてきました。

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かさが丸く、半透明の色白さんです。

室内の光が少ないと色白になるようなのですが、こちらはあまりみたことがない形態だと岩出菌学研究所さんにも言われて嬉しくなりました。

実物も本当に色が白くて素敵でした。

今はこの子のかさが開いて、暗闇の中で光っています。

 

はじめに光っていたヤコウタケはもう光らなくなったので、除去しました。

もう1つ幼菌があるので、こちらが光終えたら、次はいよいよ2回目の発光です。

昨年は2回目の発光が叶わなかったのでお世話をしながら、頑張りたいと思います♪

 

 

bambi-eco1020.hatenablog.com

 

 

「好きなもの」についての話をたくさん聞いてみたい

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検索流入ワードで「孤食ロボット」が増えたため、どうした?なにがあった?と思ったら、ドラマ化するらしい。しかもロボット役をジャニーズの子(Hey!Say!JUMP)が演じるというので、どんなもんかとサイトをのぞきにいって「ああ…うん…」と頷きながら静かに閉じた。私にとっての孤食ロボットはやっぱり「ロボット」なので、ロボットの顔が人間みたいなのが今のところ受け入れがたいのだけれど、見たら案外面白いのかもしれないとも思っている。なんでもはじまらないうちから拒否してたら広がりがないように私は思うのだ。面白いかそうでないかは自分の目で見てから判断したらいい。

 

昨日書いたブログで取材を受けたことを書いたのだけど、あれは最近のきのこ鑑賞ブームの1つとしてヤコウタケを取り上げたいとの依頼で私に話が舞い込んできた。現在放送中の「フランケンシュタインの恋」でも二階堂ふみちゃんが演じている継実は菌女(菌類女子)と周りから呼ばれている設定だったりするのでそういった影響もあるのかもしれない。けれど、「フランケンシュタインの恋」はいまいち視聴率が上がっておらず、視聴率低迷している理由の1つに「きのこが気持ち悪いから」という話があるとも聞く。

私がヤコウタケを育てることに関しても「面白そう」と興味をもってくれる人もいるだろうし「なにそれ?意味わかんない」と近寄らない人もいるだろう。近寄らない人はそれで良いと思うし、そこで一線引くこともありだと思う。

ただ、私個人としては、人の趣味というのは理解しがたいものが多数存在しているのだから、なぜ、彼または彼女がそこに興味を持ったのか?あるいは惹かれたのか?ということを知ってみるのも面白いと思っている。また、そういう話を聞いてみると、本当に面白いことが多いので、知らないうちから拒否するのはもったいないなぁと感じている。

取材の際に「きのこの魅力ってなんですか?」と何度も聞かれて、なんだろう?などと、考えてしまい、最終的には好きなものは好きだとしか言えなった私はもう少し面白い答えを考えておけば良かった。というより、なぜ好きなのか?を自らに問いただしていたら良かった。

世界最大の生物がきのこであること、その辺にたくさん生えているくせに毒があるなんて刺激的!なこと、文学においてのきのこの扱いが不思議でたまらないこと、きのこのビジュアルが可愛くてすきなこと(特に紙モノになった時が最高!)、それから食べたら美味しいきのこもたくさんあること。

見て、育てて、食べて、読んで……なんでもありじゃん。きのこ、すごいよ。

私は私の知らなかった世界をまだまだ知りたいと思っている。

歳だけはそこそこ重ねてきたけれど、知らないことって本当にたくさんあって次から次へと興味がわいてくる。最近はなにわホネホネ団の見学したいなぁとは思った。(入団は1人でタヌキの皮が剥けるか怪しいので保留)

次はどこへ向いて歩いて行くのか自分でもわからないけれど、できるだけ楽しく笑って過ごせるように、人の手を借りるだけではなく、自ら掴みにいきたい。

 

とりあえず今はヤコウタケの発光を見られるとテンション上がるので、ヤコウタケのお世話を続けていく。

昨夜、寝ようと思って電気を消したら光ってた。

暗闇の中で光るヤコウタケは幻想的で何度見ても綺麗だと思う。

  

 

 

ロボットかわいい。