バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

『デザインのひきだし』第31号が付録も盛りだくさんで素敵だったのです☆

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『デザインのひきだし』第31号を購入しました。

「デザインのひきだし」は以前から興味があって、今までも欲しいなって思った時もあったのですが、なかなか手が出せずにいました。

けど、今回の号は本紙の内容もさることながら、付録が豪華と聞いて購入に至ったのです。

第31号は表紙にもあるように「刷りもの&紙もの・オリジナルグッズ特集」で、様々なオリジナルグッズが紹介されているんです。こういった内容を欲している方が読まれるのはもちろんのこと、ただの紙もの好きでも眺めているだけで楽しめる内容でした。

今まで目にしていたグッズはこれぐらいの値段でこうやって作るのかーといちいち関心しながら読んでたらさらに紙ものに興味がわいてきましたよ!

 

だってね、表紙だけとったってすごいんですよ。

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ニスと箔の厚盛りだけでもすごいのに、ストライプやドットになってるのです。表紙さえも見本ってことですね。

 

切手風のシールってみたことありません?シートになっていて、ミシン目がついているやつ。その行程が書いてあったので、楽しみながら読んでいたんです。そんで、ページをめくったら実物サンプルがとじ込みになってるじゃないですか。

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すごーい!

いちいち興奮。

 

最後の方のページには紙のサンプルも。

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触ってるだけでも気持ちいいけど、これだけいろんな紙を使っていると、紙の良いにおいがするのです。犬にでもなった気分でくんくん嗅ぎまくりました。

 

さてさて。

この号「付録がすごい!」って先ほど書いたのですが、本当にすごくて、コレを紹介したかったが為にこの記事を書きだしました。

さっきから語彙力がなく「すごい!」しか言ってない気もするんですけど、見てるだけでも楽しいからちょっと見てって下さいな。

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こちらが付録なんですけど、この中で一番興奮したのはやはりこちら。

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ヒグチユウコさんの「めいしばこ」

この「めいしばこ」は3種類あるらしく、ランダムで入っているようです。私のモノはこれでした。かわいい。ねこが地下で育ってる…!

 

たくさん付録があるので次々にいきますね。

 

「レーザーカット封筒」

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アップで見ると繊細な作りなのがわかります。中に金銀の紙を入れると立体感が出て美しいって書いてありました。

ですが、穴の開いた封筒はそのままでは定形外扱いなんですって。なので、透明な封筒に入れたりする必要があるようです。

 

「ペーパーテープとマスキングテープ」

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上がマスキングテープで下がペーパーテープ。

あらためて触ってみて、それぞれの良さを感じたりしました。

 

「活版+箔押し強圧シール」

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海賊地図のかっこいいシール。アップでみると……

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 金箔押しでかっこいい!

印圧を強めにし、わざと凸凹を出すことによりアナログ感ある仕上がりにしているそう。へぇ~そういう技術があるんだと感心するばかり。

 

「箔押し・エンボスカード」

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2つとも同じ版を使用しているけれど、1つは7色の細線箔押しで、もう1つはエンボス。雰囲気が全然違って面白いです。

 

「ぽち袋」

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左側が「活版ぽち袋」で右側が「オフセットポチ袋」。印刷の違いも楽しめるけれど、異なる紙なのがまた良いのです。こういうの、こだわりだしたら時間がかかりそうだけど、悩む時間が楽しそうだなって思います。

 

「紙ナプキン」

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ブルーの紙ナプキンに白と赤の印刷が可愛いです。

日本のナプキンメーカーの印刷機は2色までの対応なんですって。へぇ~。

 

「型抜き活版コースター&ペーパーアクセサリー」

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左側の「型抜き活版コースター」が発色がよくてすごく可愛いです。

白いコースターに2色印刷しているようなのですが、白いとこって本当に少ないよねぇ?なんて思ったりしました。ふかっとした厚みのある紙が気持ちいい。

これは実物付録なんでこのまま使えちゃいます。

右側が「ペーパーアクセサリー」。私が知らないだけなのか、最近なのか、どちらかわからないけれど、紙製のアクセサリーがあるようなのです。こういった紙でピアスや指輪にするんだって。軽くて良いみたいです。紙が5層になっていて、断面もきれいでした。パッと持った感じは「めんこ」のようです。穴をあけてアクセサリーにしたら可愛いと思います!

 

「ラミナピアス」

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体に貼れるピアスシールです。

箔が輝いているので、体に貼ったらピカッと光りそう!

こちら、切り絵作家・くろくも舎さんの図案なのですが、めちゃくちゃかわいいですよね。トカゲ、蝶、クラゲ、クモ……うむ、完全に私好みです!

 

「絆創膏」

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可愛い絆創膏を貼るとちょっとだけテンションがあがったこども時代。

大人になってからも可愛い絆創膏は傷口だけではなく、心も癒してくれそうな気がします。

一瞬、かわいい絆創膏を集めたくなったのは内緒です(散財するのでやめておきます)

 

「透かし入り懐紙」

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懐紙はいくつか持っているんですけど、けっこう便利なんですよね。お菓子を置いたり、メモ代わりに使ったり。

この懐紙、浅生ハルミンさんのイラストがゆるくて可愛いのです。

10枚入っているので、大事に使いたいと思います。

 

 ふぅ!これで付録を全部紹介しました!

ね、どれも素敵でしょ?

本誌にはそれぞれのグッズについてもっと詳しく書いてあります。どこにお願いしたら製作してもらえるか?いくらぐらいで作れるか?は大事なことですもんね。

 

あー、もっとじっくり眺めて楽しい時間を過ごしたいと思います!!

 

わたしはわたし。あなたはあなた。

理解してもらうことの出来ない寂しさと理解してもらえることの嬉しさを同時に抱えながら過ごしていると、時々心が歪んでくる。私という存在自体が疎ましいのであればそこから姿を消すのが一番の解決方法なのであろうことは想像がつく。「新しい環境に身を置くことがひどくストレスになる」とこないだ誰だかのブログで読んだ気がするのだけれど、いずれにせよ、負荷はかかるのだとしたら、立ち止まらずに歩いた方が良いのかも知れない。

 

夕食時にこどもたちとその日の出来事を話している。私が通勤中に見た風景を話すこともあれば、息子が部活の先生がビデオカメラを購入した話をする。娘は隣の席の左利きの子がなんだかカッコよく見えると言っていた。他愛もない話の中で、息子がもうすぐ二者面談があると言った。二者面談は勉強に関することも話すが、学校生活でのトラブル等を話す場でもあるらしい。息子は自分に直接的に関係がなくても、いじめらしきものを見かけたりしたら迷わず話すようにしているようだった。彼がそういったことを見過ごすことの出来ない性格であるのは承知しているので、自分が見たままを話せばいいと思っている。また、そういう行動に出ていることを私にチラッとでも知らせてくれるのは助かると思った。

娘は昨年よく遊んでいたAちゃんの話になった時、「Aちゃんね、最近男の子になんか言われたりしている」と言った。女の子は特に関与しておらず、先生も把握済みの案件らしい。また、Aちゃん本人は気にしているそぶりはないようだと話してくれた。見た目ではわからない傷を負うことも多々あるので、なんとなく気にしてあげたらいいと話すに留めた。もしも、何かがあって、娘ではどうしようもない状況であったなら、話してほしいと伝えた。

もうすぐ10歳の娘も難しい年ごろへ差しかかったのかもしれない。

皆が男と女をさらに意識し、小さなコミュニティの中で形成される「当たり前」から少しでも外れたものを気にするようになる。今までだって気にはしていただろうけど、違うモノをはじきたくなる。心の変化を察知することはひどく難しい。

ただ、現在、娘をとりまく環境がどうなのかは話を聞く中で少しだけ見えたりするのだ。

 

こないだ、小学校の綱引き大会があった。

毎年、綱引き大会は「パン」というピストルの音で綱を引き始めていたのだが、今年は私の地区の(ものすごく陽気な)タカさんが審判を務めており「はい、いいですか、いいですか!レディ ゴー!!」の合図で綱を引くことになったため、子どもも大人も一瞬「ぽかーん」としたのち、綱を引き始めていた。私の地区だけはタカさんの性格を知っているので「タカさん、平常運転だね」とクスクス笑っていた。けれど、何試合も重ねていくうち、皆がタカさんのペースになっていることに気がついた。いつもと違うけれど、これはこれで楽しいのだ。タカさんの陽気さは皆をも巻き込んだのだった。

綱引き大会終了後、片づけをしているタカさんとすれ違った。

「タカさん、今日も素敵でしたよ!」

そう言葉をかけて娘と体育館をあとにした。

 

二度寝に喜びを感じつつ、本を読んだりしています

ここのところ、ずっと眠い。よく眠れるのは夏がきていない証拠とも言えよう。夏になると汗がべたっ、蚊がぶーんとして眠れないのだからね。

夜が短くなり、昼が長くなったのは実感している。とにかく朝、明るくなるのが早い。間違って4時頃に目を覚まそうものなら、すでにあたりは明るくなり始めている。わー、もう朝やん!と寝ぼけながら時計を見ると4時だったりする。

なんだよー、明るくなるの早いよー、驚かさないでよー。

そうは思うけど、また眠れる嬉しさがあるのでにやっとしてからまた眠りにつく。その一瞬はとても幸せだ。

 

***

最近読んだ本など。

 

まぬけなこよみ

まぬけなこよみ

 

 津村記久子さんのエッセイ。季節に応じた内容で読み終えると1年が終わった気分になった。気楽に読めるのに、言葉のチョイスや思い出話に刺激された。私の記憶をも一緒に連れてきてくれてありがとうございます。

 

むすびや (双葉文庫)

むすびや (双葉文庫)

 

 おむすびのようにあたたかい。青年の成長物語なのだけれど、皆がそれぞれに悩みを抱えながら生活しており、小さな共感をいくつも重ねながら読み終えた。

食材に関しての記述も丁寧で、お腹が空いた。

穂高さんの本はたぶん全部読んでいるのだけれど、「穂高さんの本なら読後があったかくなるから大丈夫」って安心感がある。

私は『これからの誕生日』がいちばん好きかも。

 

改訂版 きのこ検定公式テキスト

改訂版 きのこ検定公式テキスト

 

 きのこ検定をいずれ受けたいなって思い読み始めたけれど、全然頭に入ってこなくて困っている。でも、きのこの種類や食べ方などを読んでいるだけでも面白い。ずっと読んでいたらそのうち頭に入ってくるかしら?頭にきのこ生えるかしら?

 

この本、発売してすぐに購入したのだけれど、ちびちび読んだり読み返したりしていてちっとも進まない。きっと読み終えられない罠が仕掛けられているのだと思う。

***

中島らもの本で最初に読んだのは「お父さんのバックドロップ」だった。

私が通っていた中学校の図書室は皆があまり行かない職員室などが入っている棟の3階にあって、まったくと言っていいほど図書室の役割を果たしていなかった。図書室の横にある部屋、名前をなんと言ったか覚えていないのだけれど 、そこの部屋では部長会議などをしていたので、図書室の前を通ってはいたはずだが、誰も図書室へ入ることはなかった。

中学校へ入学して最初に図書室を確認に行った時、ひどくがっかりしたのは言うまでもない。だが、せっかく来たのだから何か借りて帰ろうと本棚を眺めている時に手にしたのが「お父さんのバックドロップ」だった。あとになって見れば、あの数少ない本の中に「お父さんのバックドロップ」があったことは奇跡的としか言いようがなく、それをチョイスした私はエライ。自分で言ってしまうがエライ。さすがだ。(自分で自分を褒めて気持ちよくなりたい日)

 

父の日が近づいてきて、絵本売り場にもお父さんに関する本が増えてきた。

そこで、この絵本を見ると「お父さんのバックドロップ」を思い出す。

 

パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)

パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)

 

 この絵本、好き。

お父さんが悪役レスラーって設定をみた時、「お父さんのバックドロップ」を意識しているとしか思えなかったけど、この絵本は面白い。いい!

 

お父さんと言えば、現在発売中の「飛ぶ教室」も読んでいる。

飛ぶ教室第49号(2017年春) (飛べ、おとうさん)

飛ぶ教室第49号(2017年春) (飛べ、おとうさん)

 

 様々なお父さんに出会える。

色々考える。

斉藤倫さんの「その日のこと」は少子化によりこどもが減少し、こどもが貴重な存在となったため、こどもが誰をお父さんにするか決める「お父さん選挙」を行う話で、不思議ながらも面白かった。

 

お父さんの在り方を考えると同時にお母さんの在り方についても考える。

まずできること、というよりしていること。

「こどもの話を遮らずに聞くこと」と「こちらの意見を押しつけないこと」。