バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

ヤコウタケ栽培、二度目の発光です☆

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一度目の発光を終えてからもずっとお世話をしていたヤコウタケ

ついに幼菌が出てきました!

昨年、ヤコウタケを栽培した際は二度目の発光を観ることが出来なかったため、今回は育ってきた幼菌を観るだけでテンションが上がりました。

この写真は栽培を開始してから65日目。一度目の発光から26日経った状態です。

 一度目の発光を終えてから20日ぐらいはなーんにも変化していないぐらい(ちょっと菌糸がある?)に見えてたので、ダメだったかな?どうなのかな?と不安でいっぱいでしたが、湿度と温度だけは守り続けていました。

ヤコウタケ栽培はダメかな?と思っても諦めないで続けることが大事だなと思いました。

 

あと、今回栽培していて水分量の変化に伴う菌糸の広がり具合が以前より理解できた気がします。乾燥気味だと菌糸が上がって行っちゃうんですね。水分量が多いとカビの発生につながるので、ちょうどいい塩梅を見守ることが必要ですね。

 

昨夜は雨風がすごくて、夜中に目を覚ましました。

その時、部屋の中でぼんやり光っているのが見えました。

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おおっ、発光しているではないですか!

光はやや弱かったので、今夜も光っているかもしれません。

他にももう少し成長しそうな幼菌が出てきたので、期待は高まるばかりです。

 

「それぞれのタイムライン」

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ここ数年で私は何を学び何を得ているのか、手ごたえを感じずにわからなくなったりしていた。例えば、学校へ通っている時は学んだことに対してテストがあり、少なからず知識を得たことをはかれたり、感じられたりしていた。それに対し、現状は何ができるようになって、何を学べたというのだろう。

その答えはふとした会話にあった。会社で一緒に仕事をしている女性がいるのだが、彼女には3歳の女の子がいる。女の子は保育園へ通っているのだけれど、最近転園したこともあって情報を得たいらしく、私に色々な質問を投げかけてくる。

「私はこうしたけど、こんなやりかたの人もいたよ」

「そういう時はあれが役に立ったよ」

私は2人の子を育てていて経験したことを少しずつ思い出しながら話す。

そんなことを繰り返していたら「あれ、聞いといて良かったです!助かりました」と度々言われるようになった。おそらくどこにでもある風景で、珍しいことなど何もない。だが、私は人に話せるだけの知識を少なからず得ていたことと、感謝されたことが嬉しかった。

小学校のPTAで地区の集まりがあった時にもそうだった。役員の人がやや迷っていた際に「こうすると良いと思うよ」と助言したら「えこさんがいて良かった」と言ってもらえた。役員をやっている時は仕事をこなすことで一生懸命だったけれど、今は私がした失敗も生かして話すことができる。

 

どこにでもある風景が集まった時、今までは見えなかったモノが見える一瞬がある。

 

こないだ行ったクラムボンのライブ会場で購入した『モメント e.p.2』に「タイムライン」という曲がある。

「今 空 すごいよ」出先から届く

あの人の写真 真っ赤な夕暮れどき

 

タイムライン上には あちこちの町の

ちがう空模様 ピンク グレイ 群青

 

嬉しいタイミングに 救われたりしてる

陰影の濃淡 浮かんで消えた

 

歌がききたいの ささやかにゆれる

歌がききたいの それぞれのタイムライン

一曲すべて引用したいくらい素敵な曲だと思う。

それぞれのタイムラインのすべてを私は知ることはないけれど、ふとした時に見えた景色に笑い、満たされ、静かに消えていく。

抱えている辛さをすべて出さずに笑っているあなたも、私も、近づいたり遠のいたりしながら時の動きに沿って歩いていく。

 

もごもごもご。

私の動きなんてもごもごだけれど、そんでも進んでるんだよ。

 

庭の至る所にくもの巣ができていた。

もう少し雨が降ってくれたら、きらきら光って綺麗なのに。

 

数か月前に岐阜にある徒然舎で購入した柴田元幸訳のヘミングウェイ「in our time」を読み始めた今日。

 

くも

くも

 

 

 

クラムボン@松阪M'AXAと紙ジャケットにこだわった『モメント e.p. 2』が素敵だった話

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クラムボンのライブ@松阪M'AXAへ行ってきた。

事前にサイン会があることが告知されていたため、早めの整理券を手に入れようとCD『モメント e.p. 2』だけ先に買いに行った。

三重県に住み始めてから行ったライブはほとんどが「おひとりさま」なので、開場後はおひとりさまで椅子に座って開演を待った。本を持ってくるのを忘れたことを悔やんだ。話す人もいないので手持ち無沙汰でずっときょろきょろしていた。

照明が暗くなった。自分の周りの空気が変わったと肌で感じられるこの瞬間が好きだ。

すぐに演奏は始まった。

1曲目から彩られた音楽と紡がれていく言葉に魅了されていく。ここで、どんな言葉を使おうと、その場の空気を伝えることができないのがもどかしい。ただ、私はなぜか涙ぐんでいた。それだけは伝えたい。そこまでクラムボン信者ではないのだけれど、音によって私が今抱えている思いが解放されたような、そんな涙だったような気がする。

「新譜『モメント e.p. 2』を買ってもらうためのツアー」とMCで言い切るミトさんの清々しさどおりに、『モメント e.p. 2』の曲を次々に演奏していく。

伸びやかで楽しい音楽はひと時ではあるけれど、日常を忘れさせてくれる。体がゆらゆら揺れ、笑顔になれる。

M'AXAでのライブは7年ぶりらしいのだが、よく覚えているとMCでミトさんが言っていた。シカゴで「叫べー!」と初めて行ったのはM'AXAなのだ。

楽しかった。ただ、楽しかった。

あたたかい空間に入られて幸せだと思えた。

 

 ライブ会場によって変わるらしい暖簾。

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写真ブレブレだけど、松阪なので「肉」。

「MATUZAKAって間違えててゴメン!」って郁子ちゃんが言ってたけど、みんなが「どっちでもいい」って言ったら「そんなにゆるい感じ??」と笑ってた。

ミトさんや郁子ちゃんが今年42歳になるって話をしてたら、前の方にいた子が「えー、見えやん!」(意味:そんな風に見えない)と言ったんだけど、郁子ちゃんは「ねーやん」と言われたと勘違い。郁子ねーやんでも良いかも知れない。

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M'AXAの中ではスーパーマンが飛んでたり気球が浮かんでたりする。居心地の良い空間。だ。

 

ライブ終了後、サイン会があった。

少しだけお話できたのが嬉しかった。

私は郁子ちゃんに一緒の誕生日だと伝え、中3になる息子がいると告げると「お母さんなんだねぇ、頑張って!」とものすっごい笑顔で言われた。

ズキュン♡

表現が古くてもなんでも、あぁ、「ズキュン♡」ってこういう時に使う言葉なんだとわかった。

だってね、CD渡されたあともしばらく、にこにこ笑顔を向けてくれ、もう1回「頑張って!」って言ってくれたんだもの。

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サイン。

 

『モメント e.p. 2』はライブ会場と「CD置いてあげるよ!」と手を挙げてくれたお店でしか手に入らない。

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眺めているだけでも素敵だし、加工に手間がかかっていることがわかる。

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もっこもっこしてる。紙モノ好きとしては興奮を抑えきれない。

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CDを取り外すと……

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どどーん。綺麗なオレンジ。

ここ、箔押しなんですって!

 

コスモテックの青木さんのブログには以下のように書かれていた。

この凸凹感、実は表現が難しいのです!
外装・内装にオレンジ色の箔押しを施した後、ものすごく強圧の加熱型押しで紙に凸凹感を表現。 熱をかけた型押しのため、ほのかにではありますが、型押しされた部分の色が濃く、そしてさり気無くグロス感を帯びて見えます。しかも範囲は 約400×130mm という広い面積に渡ります。

 

 

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クラムボンがメジャーレーベルを離れた意味」を読むと、CDのジャケットにこれだけ凝っても、やっていける理由がわかる。

 

素敵な空間、音楽、手触り、におい……。

私の心を柔らかく軽くしてくれる要素がたくさん。

今日もCDを聴きながら心地よい時間を楽しむことにしよう。

 

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