バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20190226 ~未読メール


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ずっと眠らせていたままだったフリーメールを開けたら、未読メールが3万件を超えていて驚くよりも先に笑ってしまった。フリーメールなのでこのまま眠らせて必要であれば新たにメールアドレスを取得すればいいのだが、なんだか未読を消していきたい気分になって毎日手動でぽちぽち少しずつ消した。2か月かかってようやく未読がなくなった。

多くはネットショップからのメールだった。無の表情で淡々と消す作業を進めて行った。何も考えない単純作業はある意味、心が平和だった。

メールを消していると、ぽつぽつと知り合いとのメールがあって手を止めてメールを読んだ。懐かしかったものもあったが、自分の考えの浅さが目立つものもあって顔から火が出そうだった。あの時の私につきあってメールしてくれた人は優しかったと思う。今の私だったらあの時よりもう少しだけ寄り添ってあげることができたかもしれない。いや、そう思うだけでたいして変わらないのかもしれない。

仕事を終えて会社から出ると外が明るくて驚く。いつからこんなに日が延びていたのだろう。空を見上げたら空気が柔らかくあたたかいと感じた。

空気をいっぱい吸うとがんばろうって気になるのは単純だろうか。

あんまり頑張らなくて良いとも思うし、今頑張らなくていつ頑張るのよとも思う。ふわふわした心と季節が私を追いこんでいる気がする。

 

人に刺される夢をみて自分の悲鳴で起きた。

夢占いを見たら悪い夢ではなかったが、悲鳴で起きるのはよくないと思う。

隣で寝ていた人はすやすや眠っていてごろんと転がった。

 

20190205 ~陰に支えられて

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片付けをしていたら捨てられずにいたこども服が出てきた。娘も息子ももう着ることができないとわかってはいるのだが、気に入った柄だったためになかなか捨てられない。

この服を購入した頃は、きのこ好きという自覚もなかったはずなのに、きのこ柄の服を自然と手に取っていたのがなんとなく面白いなと思った。

きっと服だけでなく無自覚のまま選んでいるものは多々あって、いつの間にか出来上がったものが私の居心地の良い場所なのだろう。


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「へへっ、私、ちょっとさ、悩んでることがあるんだよね」

軽めに発した私の言葉を聞いて「陰ながら応援してます」と答えてくれた人が複数人いた。ひとりじゃなく、ふたりでもなくもっといたことにびっくりして、「なんだ!私はへっぽこでも私の陰はすごいじゃん!」と思った。

とても心強かった。

2019.1.26 ~おまつり

お祭りへ行った。

お祭りといえば夏の暑い日に汗をぬぐいながらかき氷屋さんを探し求めるイメージが強い私には、雪が降るなかで賑わうお祭りはとても新鮮に映った。

顔に雪が当たる中、傘もささずに皆が屋台をのぞきこむ。焼きそばやたこ焼きからは鮮明に見えるほどの湯気が立ち、食べ物が温かいことが尊く思えた。

友達同士で最後にお祭りにいったのはいつだっただろうか。いつもより多めのおこづかいをもらい、ウキウキしながらそのお金で何を食べるか吟味するため、まずは何も買わずに端から端まで屋台を見て回ったものだった。こどもとお祭りに行くときはこどもの食べたいものを買ってあげるのが楽しくて、わりと自分は後回しにだったような気がする。

今流行りの耳が動くうさみみ帽子を友達同士で被っている女の子達が健やかに過ごせる世界であったらいいと思う。

お父さんに手を引かれ、べっこう飴をなめ続ける少女がずっとお父さんが好きだったらいいと思う。

寒さも忘れるような温かい思い出が心に溢れる毎日だったらいいと思う。

 

目の前で焼かれる焼きそばから香ばしいソースのにおいがしてきた。

お腹がなった。

 

 

えんにち (こどものとも絵本)

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