バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20190811 ~甘える

帰省をしている。

年に2回程度しか帰ることのない私は帰る度に両親の老いと自分の年齢について考えてしまう。両親の老いは家の老朽化と比例していて、家の傷んでいる箇所を手でゆっくり撫でると何とも言えない感情が襲ってくる。私は帰るといつまでも子どもであり、それを許してくれる親に甘えている。老いとともに心が子どものように純真になる場合もあることを考えれば、私と両親の立場はある程度逆転してもいいはずなのに私はいつまでも甘えているのだろう。

甘えさせてくれる両親には感謝しお礼の言葉をのべ、ずっとしゃべり続けて笑っている。

まるで、いつもは電話でしか話せない私が目の前にいますよとアピールするかのように。

 

 

20190810 ~すごろくみたい


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実家に帰省した。

家から実家までの400㎞をこえる道のりを車で帰るのは何回目になるだろうか。距離は長いけれど、これもアミューズメントのように楽しんでしまえばわくわくすることしかない。急いで帰る必要もないので、気になったサービスエリアなどに寄っては販売されている地域限定のおみやげを眺めたり、からあげなどの食べ物を頬張ったりした。ひとつのサービスエリアでたくさんは買ってはいけない。なぜなら、次に寄ったサービスエリアで美味しそうなものを目にしてしまうからだ。いつもすごろくみたいだなって思いながら楽しんでいる。次に寄ろうかと思ったけど「混雑」って書いてあるからヒトマス進む、少し眠たくなってきたから長めに休むための一回休み。

今回は大きな渋滞にはまらなかったけど、渋滞は桃鉄の牛歩カードを想像してのろのろ動いている。

いつもそんなふうに生きているのでイライラすることが少ないかも知れないなって思った。

 

20190809 ~すぐにわすれてしまう


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Twitterでこのようなツイートを目にした。

昨年、酷いめまいで動けなかった時に私も同じことを思った。

あの時はとつぜんぐるぐる回転するめまいが起き、もう、その場から動けなかった。頭の向きを変えただけで嘔吐した。ずっと同じ向きのまま夜が明けるのを待ち、明けてからまた1日を過ごした。カーテンの向こうが明るくなってくるのを感じ、息子にカーテンを開けてもらってからはこども達の声で通学時間だと知った。視界がとらえる世界が回っているため、テレビを見ることも本を読むこともできず、音楽も気分が悪くなるため聞くことできなかった。息子にコップにお茶を入れてもらい、ストローもさしてもらった。それだけをちびちびと1日かけて飲んだ。ただひたすら同じところだけを眺めて過ごす時間がとても虚しくて泣けてきた。

呼吸をし、生きていても自由があってはじめて生きている喜びを知る。

あの時はまっすぐ歩いてスキップしてジャンプができることに喜びを感じていた。

あんなに「健康って素晴らしい!」「健康であればじゅうぶんだ!」って思ったのに、しばらく快調に動けていると私はすぐに忘れてしまうんだなって今日は思った。欲張りすぎだな、私は。

 

明日から私の夏休み。

行きたいところへ自由に行けることに感謝しつつ、笑って過ごしたいと思う。

  

 

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なつのいちにち

なつのいちにち

 

 夏!って感じられる絵本。

この絵本くらいには明日からのおやすみを楽しみにしています!