バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

『きりのなかのサーカス』ブルーノ・ムナーリ

きりのなかのサーカス

きりのなかのサーカス

一時、絶版本となりその後(2.3年前)に谷川俊太郎さんの訳で復刊しました。
買おうかなーどうしようかなーと思ってる本は常に何冊かあって
何かの拍子に買ってしまうんだよね。

トレーシングペーパーを使って霧の様子を出していてとても雰囲気のある本です。
谷川さんの訳でもちょっと難解な部分はあるけども(海外モノは良くある。センダックだってそうだし)それを差し引いても素敵。
子どもも内容には??だったりするけどデザインの良さに惹かれてる感じ。
途中のサーカスの部分は色鮮やかで楽しく、穴が開いてたりのしかけもあります。

ただ絵本としてはちょっと高いし、子どもが破いたら・・を考えたら大人向けかな。



トレーシングペーパーといえば・・ってことで駒形克己の「みつけた!」も好きです。
http://www.one-stroke.co.jp/found.html

これを見て気づいた。
私が持ってるのと違うじゃん!と。
私が持ってるのは初版なので普通のシンプルな表紙なの。
改訂版は説明によると「少しずつインクを足しながら表紙を印刷するという試みがなされており、すべての表紙が黄色から赤までの異なる色の本となっています」だって!
キレイな表紙の方も欲しいかも?(笑)