ウマ年なのでウマの絵本。
ルシールはお百姓さんに飼われている雌のウマ。
毎日、畑仕事を手伝い泥だらけになる生活を送っていました。
でもそんな生活にルシーㇽは飽き飽きしていました。
そんな時、お百姓さんの奥さんがルシールに綺麗な帽子やドレスを買ってくれます。
奥さんと同じように優雅なマダムのような生活をするのですが・・・。
隣の芝生は青く見えるのですよ。誰でも。
とても楽しいおはなしです。
この中に泥にまみれたぶたさんが出てくるのですが
やはりこの本を思い出さずにはいられません。
- 作者: アーノルド・ローベル,岸田衿子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1971/11/05
- メディア: ハードカバー
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
アーノルド・ローベルの本の中ではこれが一番好きかも知れません。
「だいすきな やわらかーい どろんこの なかに すわりこんで、
しずかに、ずずずーっと、しずんでいく」
ここの部分のこぶたが可愛すぎる!
これ読んでこぶたを飼いたくなったもん。泥だらけはなかなか難しいけど(笑)
アーノルド・ローベルは「がまくんとかえるくん」シリーズが
一番有名なように思いますが(三木卓さんの訳も良いですしね)
私は「ルシールはうま」や「どろんここぶた」のような
岸田衿子さんの訳がとても好きです。
子供の時に「のばらの村のものがたり」シリーズが大好きでした。
幼稚園児の時に初めて読みましたが、ちょっと難しかった記憶あり。
でも「絵がきれいだなぁ」と何度もめくっていたのは覚えています。
母親が絵本好きでしたのでシリーズはそろっていたという幸せ。
中でもこの『ひみつのかいだん』を一番読んだように思います。
その頃は、訳が誰だとか何にも気に留めていなかったのですが
大人になってからこれが岸田衿子さんの訳だと気づきました。
イギリスの絵本なので登場人物(登場ネズミ?)の名前が難しいけど
素敵な絵本だと思います♪
ふぅ。
絵本のこと書くと、数珠つなぎで終わらなくなるのでこの辺で終わっときまーす☆