バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

卒業はスタートだ

f:id:bambi_eco1020:20140312234350j:plain
 春はお別れの季節です みんな旅立って行くんです♪
 
ってな感じでこんにちわー!!
 
先日、エガちゃんの話を書いたのですが、今日のいいともにエガちゃんが出たらしいですね。見たかったーー。生の衝撃は今のココロで耐えられるかわからんので、とりあえずテレビ越しでいいっす(笑)
 
さて。
卒業シーズンですね。
卒業式と言えば、やっぱりあれでしょ。「第2ボタン」
過去を振り返ってもその手の話からとても遠い位置にいますので、もちろん貰ったことはありません。
いやぁ、言い切れるって素敵ですね!
 
ですが、校章や名札は・・・中学、高校とも・・・
全部、後輩にせがまれてあげてしまいました!
 
いい思い出だけど、なんかちょっと違くね?(笑)
おそらく今は可哀想な事になっていると思うので、なんなら返してけろー。
誰にあげたか覚えてないけどな!!
 
 
さてさて。
卒業式の中で1番楽しかったなぁと思うのは高校の卒業式だ。
特に在校生側だった時にとても楽しみにしていた。
先輩が卒業する悲しみはあれど、涙を笑顔に変える素敵なイベントだった。
今回はそんなお話。
 
女子高へ通っていた私。茶髪やピアスはおらず、黒髪の(見た目は)清楚な子がとても多かった。卒業式に出席した母がとても興奮しながら「あんなに天使の輪が並んでいるのを始めて見た!」と言ったくらい黒髪をツヤツヤさせた子がたくさんいた。私にとって自慢の母校だ。
 
場を乱すような人もいないので、卒業式は滞ることなく厳かに進行しく。
感極まって涙する人の姿も見られた。私も胸がいっぱいになり込み上げてくるものをグッと堪えた。
 
いよいよ、卒業生の退場だ。
 
涙の残る顔、湿っぽい顔をみんなで見合わせ「ニヤッ」と笑う。
ここからがある意味本番だからだ。
一礼し、3年1組から順に中央通路へ移動していく。
在校生はスカートをちょこっと広げてみたり、ソワソワしだす。
 
卒業生が在校生の横を通るちょうどその時、在校生の頭上に向かってたくさんの飴やチョコやお菓子を放り投げた。ワーッと皆で手を伸ばしそれらをつかんだ。
その次のクラスもまたその次のクラスもお菓子の雨を降らせてくれる。
一体、そのセーラー服のどこにこんなにたくさんのお菓子を隠しもっていたのだろう?と不思議に思うほどだった。時にはコンビニのおにぎりも降ってきて取り合いになった。
通路側から私に渡す指示のメモがついたチョコボールが流れてきた。
仲の良かった先輩からだった。通路を見ると先輩がいて私に小さく手を振っていた。
 
誰もがニコニコと笑っている。とても晴やかだった。
 
 卒業は終わりではなく始まり。
 
その言葉がピッタリと当てはまるそんな門出だった。