昨日、家の電話が鳴ったので出てみると、無言電話だった。5分後ぐらいにまた電話が鳴ったが、それは3コールぐらいで切れた。
しばらく経ってもう1度電話が鳴った。私は固定電話には出来るだけ出たくないし(理由は電話に出たくないワケ に書いています)更に無言電話の後なので、出ようかどうしようか一瞬迷っていると「僕が出るよ」と息子が受話器を取ってくれた。
「もしもし、あ・・はい」
息子が会話をしているところを見ると、無言電話ではなさそうだ。良かった。
「えっ・・花子は亡くなりましたけど?」
花子は先日亡くなった祖母の名前である。
祖母の友人からの電話だろうか?と息子を見ると、 息子も私の方を向きながら話を続けていた。
「あ、はい。え?同窓会?・・・・・」
ん?同窓会?どこかで聞いたような話だなぁ・・ああっ!!
「もしかして、それは○○のことではないですか?」と息子は落ち着いた口調で義母の名前を出した。 息子は名前と雰囲気に飲まれてはいけない に書いてある私がやらかしたコトと同じ内容だと気付いてくれたのだ。
実は祖母の名前と義母の名前が同じなのである。同居時、郵便物等の判断が出来ないなど支障をきたすため義母は改名をしたのだが、学生の頃の友人は旧名しか知らないのでこのように紛らわしくどちらの電話かわからない事態に陥るのである。
それにより、私は義母を死んだことにしてしまったのだけれどね・・。
危うく、また義母を死んだことにするところだったが、息子がナイスセーブをしてくれ事なきを得た。助かった。
息子が「あれは間違うね。お母さんが間違ったのも致し方ない」とフォローしてくれたが、なんだか上から目線のような気がしてならない。
その証拠に、今朝「お母さん、新聞取ってきて」と言われた。
なんで私がパシリやねん・・と思いつつも、息子が見たかったのは教員異動の一覧だとわかっていたし、私も見たかったのでブツブツ言いながらポストまで取りに行った。
一覧を開き、読んでいるフリをしながら「ねぇ!大変!○○先生も××先生も異動だって!誰もいなくなるやん!!」と驚きを隠せない体でドアを開け、部屋に駆け込む。
息子が「ええっ!本当に!!??」と驚いた瞬間・・
「んなわけないやろ・・フフフ」と言ってみた。
「あーーっ!お母さん、また僕をだまして・・」
「エイプリルフールだもん。フフン」
「お母さんはエイプリルフールじゃなくても僕を騙すやん!」
「え?そんなことないよ。気のせいでしょ、気のせい☆」
うちでは毎日がエイプリルフール。
どれがホントでウソなのかしっかりとその目で見極めヨ!うへへ☆