バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

授業参観でした

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仕事を半日で切り上げて、小学校の授業参観へ行った。

 
まずは1年生の娘の教室へ。
娘の座席は廊下からの方が見やすかったので、廊下から授業風景を眺めていた。国語の授業のようだ。ひらがなの「ま」を習っていた。
人差し指を一本立てて、空中にみんなで「ま」と書く。声に出しながら「ま」と書く。
 
先生が「"ま"のつく言葉は教えて下さい」と言うと、あちらこちらから「はい!」「はい!」と手を挙げた子どもの声が聞こえてきた。
「はい、⚪︎⚪︎さん」
娘が差された。
挙手の勢いはすごかったのに、声を発したら「……です…」と、か細い声しか聞こえてこない。
「もう1度、大きな声でお願い出来ますか?」
「"まど"です!」
今度はちゃんと聞こえた。ああ、窓か。そうね。教室にもあるもんね。
娘はこちらへ顔を向け、ニコッと微笑んだ。満足気だった。
 
「では、自分の名前に"ま"のつく人は立って下さい」と先生が言った。
ゆっくりと娘が立つ。他に6人ぐらいの子が立っていた。
1人ずつ名前を言い、本当に"ま"が入っているかみんなで確認した。間違っている子は1人もいなかった。
 
小学校へ通い始めてまだ1ヶ月の子ども達はとても楽しそうで平和な空気が流れていた。
新しいこと、知らないことを学ぶのはこんなに楽しそうな事だっただろうかと少し考えた。
見守る保護者の目はとても優しかった。
 
 
ただ1つ気になったのは、私の隣にいたお父さんがずっとクチャクチャとガムを噛んでいたことだ。マナーは大事ですよ、どこぞやのお父さん!
 
 
次に6年生である息子の教室へ向かった。
息子は算数の授業を受けていた。
内容は"X(エックス)"の使い方のようだった。
問題文で個数などが不明な場合、今までは◽︎で表していたが今度からはそれをXで表すのだと先生は言っていた。
 
「ねぇ、先生。それなら◽︎なんて使わずに最初からXで覚えれば良かったんじゃない?」
何処からか男の子の声がした。
 
「2年生の頃にXなんて言ってもわからないから、◽︎でやってたんだよ。小学生の成長に合った学習方法があるからね…」
と先生は半ば言葉に詰まりながら答えていたが、実際のところはどうだろう?と思った。
 
◽︎とXにそこまでの差があるのだろうか?
2年生でも「これを使うんだよ」と言われればXでも成り立つのではなかろうか。
◽︎は中に書込みが出来るから理解しやすいということなのだろうか。
 
このあたり、わかる方がいましたら私に教えて下さると嬉しいです。
 
その後、先生が一生懸命"X"の説明をしているのに横から「"Y"じゃダメなの?Yは!」とか言ってる男の子がいた。これについてはXの次にYで表すことが多いと知っているから言いたかっただけでしょうね。
こんな子はどの時代にもいるもんだなぁとそんなことを思った。
 
私が見ている間に息子が発言をすることはなかったが、挙手の手が真っ直ぐピンとしていて誰よりもキレイだった。
家ではふにゃふにゃしている息子だが、授業態度は毎回褒められる。背筋も伸び、確かに姿勢が良い。
そう言えば、彼にとって先生は絶対だったなと思った。特に低学年の頃は。
だんだん大人のダメな部分が見えてきて先生も近しい存在になったとは思うが、それでも「先生」ということを忘れてはいないのだろう。
 
 
授業参観後、PTA総会があった。
昨年のPTA総会は質問が多く、とても大変だったので今年はどうだろうとビクビクしていたが、拍子抜けするくらいあっさりと終わった。
 
なーんだ。心配して損したわー。
 
さてさて。やっときましたゴールデンウイーク気分☆
特に予定はないのですけども!!