バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

文字を書くのも手紙を書くのも大好きです

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上手いとか下手とかは別にして、私は文章を書くのが好きだ。

本を読んだり、音楽を聴いたり、友人の文章を読んだりして覚えた言葉をどうにか並べてキレイな文章が出来ると嬉しくなる。本当に自己満足でしかないのだけれど、とても楽しい。
同じように紙に文字を書くというのも好きだ。
 
私は左利きなのだが文字を書くことのみ右手で行う。
小学校へ上がる時に祖母に右で書くように言われたからだ。
それまで全ての動作は左手を主にして行なっていたため、右手にあまり力が入らずミミズの這ったような文字しか書けなかった。一生懸命書いていたつもりだったのだが、入学後しばらく経った頃に行われた硬筆展の作品を見て愕然とした。明らかに自分の文字がクラスで一番下手だったのだ。
先生や母親は利き手を直した事を知っているので「頑張ったんだから…」と言ってくれたが、そういう問題ではない。
何とか人並みなりたいと思い続け、何度も何度も右手で文字を書いた。
なかなか上手くはならなかったけれど、4年生ぐらいになった時に「やっと人並みになれたかな」と思えるぐらいの文字を書けるようになった。嬉しかった。
その頃には文字を書くことの楽しさを感じていた。
 
中学生の時に同じ年の女の子と文通をしていた。
可愛い便箋を選び、たわいもない文章を書いて封筒に入れる。シールを貼り、買っておいた素敵な記念切手を貼る。そしてポストに投函する。
一連の作業がとにかく好きだった。1、2週間すると返事が届くのだがそれを待っている間のワクワクも忘れてはいけない。テスト期間になると、返事が遅くなりがちで郵便受けを何度も覗いていたように思う。
隣県に住んでいたその子と会ったことはない。大人になれば近い距離もその頃の私達にとってはとても遠かった。高校生になりお互い忙しくなったせいかそのまま自然に連絡は途絶えた。
 
 
それからも文字を書いたり、手紙を書いたりすることが大好きだった。
気持ちを文字にして表すことは客観的に自分と向き合えた。
友達にも恋人にも手紙を書いた。
 
 
 
そして先日、夫の部屋でコレを見つけた。
 
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全て私が夫に宛てた手紙である。
片道2時間以上の中距離だった時期もあったせいか手紙を書くことが多かったのだ。
一つ封筒から取り出し読んで見たが、あまりの小っ恥ずかしさに真っ赤になりそれ以上読めなかった。
過去の私が書いたのにな!
 
さて、どうしよう。
 
できれば気づかれぬまま、これらを全て消し去りたい。。
 
シュ、シュ、シュレッダーはどこですかー!!
 
 
 
 
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