バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

マリリンと一緒にスルメをかじりたい

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時々「私ってば女子高だったのよ」とこちらに書いておりますが、よく言う「女子校あるある」にどれほど私が当てはまっているかと言えば半分いけば良い方ではないだろうか?てなぐらいの位置に私はいました。

 男子校でも共学校でもそうだと思いますが、全体的な傾向はこうなのよ!ってのはあっても皆が当てはまる訳ではなくそれぞれ個性がありますもんね。

私が通っていた女子高はセーラー服が人気の伝統ある高校で、生徒は比較的落ち着いており(そう見せていただけってのもある)黒髪ロング率が高かったと思います。

そりゃ、かっこいいサッカー部の先輩が人気になってしまったり、百合っぽい?と思う子もいたりはしました。

余談ですが、そのかっこいいサッカー部の先輩は男子高の文化祭へ私服で行って、全く知らない女の子に逆ナン(あれ?逆ナンでいいのか?w)されていたぐらいにはかっこ良かったです。

ですが、下ネタもそこそこでみんな可愛らしかったと思います。

 

部活で「先輩を送る会」をやった時にかるーい劇みたいなヤツをやったのですが、人文字で「LOVE」を作る所があったんですね。私はEの上側担当で立って手を伸ばすだけだったんですけど、V担当のえっちゃんが予定では座って両手を斜め上に挙げる「V」になるはずだったのに、当日アドリブをぶっこんできまして、勢いよく走り込んだと思ったらバタンと倒れ、両足を斜め上にあげて「V」を作ったんですよ。大きく斜めに開かれた足の間、そう股間には金髪パーマのカツラが張り付いておりました。。。

まあ!なんて可愛らしいんでしょう!

そんな程度のやつです。

 

ちなみにそのカツラは私のクラスの後方に置いてあった銅像マリリンのカツラです。マリリンは美術室かどっかから誰かが持ってきたので、勝手に「マリリン」と名付けて毎日を共に仲良く過ごしていたのですが、えっちゃんのおかげでマリリンはそれ以後「えっちゃんの股に張り付いたカツラ」をかぶることになりとても気の毒でした。

 

それでですね、私がそこの学校を選んだのは「女子校であること」と「同じ中学からの進学希望が少ないこと」ってのが大きかったように思います。

別に高校デビューとかそういうのではなく、中学は私の兄のイメージがどこまでも付きまとうので面倒だったのです。インパクトのあるきょうだいを持つと良くも悪くも色々あるってことです。

結局、同じ中学からその高校へ進学した子は私以外に2人でした。1人はエキゾチック美人でもう1人はほんわか系美人だったので私は楽しく通学してました。やっぱり可愛い女の子は同性であっても好物ですからね♪

 

今はブログを書くようになって少しはマシになっておりますが、私は当時、自分の内側を出すのがとにかく苦手だったんです。社交性はあったと思うし、人見知りでもないんだけど、「私ってこんなのが好きでこんな子なの」みたいなことをあまり人に言えませんでした。

ですので、仲が良い子はいても「えこってどこか不思議よね」と思われていたようです。直接言われたこともありますし「魔性」とさえも言われました。魔性ですよ?別に惑わしているつもりはなかったんですけどねー。むしろ今、誰かを惑わせたい♡

そんな私ですが、どこかで自分を出したい!って願望は常に持って過ごしていました。

そのチャンスがついにやってきたのです。

 

あれは高校3年生。穏やかな日の放課後。

皆でキャッキャと楽しく話をしていて「あ、山手線ゲームやろうよー」となったのです。罰ゲームは「今までに人に言えなかったことをこの場で発表する」

おおっ、これは!と思いました。こんなキッカケでもないと私は自分を曝け出せないし、人に言ってないことなんててんこ盛りにありましたからね。

私にとって罰ゲームは罰じゃない!イヤホゥ!と思いました。

それでも「ゲーム」と名の付くものをやるのですから、負けず嫌いの私としては真剣モードです。たかだか山手線ゲームをするのにも手を抜きません。

まず一週目。トコちゃんが罰ゲーム。2週目、アユが罰ゲーム・・・と続いていき、「あれ?私、罰ゲームにならないじゃん?これどうするよ?さすがに手を抜いた方が良いかな?」とかそんな気持ちが芽生え始めました。ですが、ゲームというものにはいつも真剣勝負で向かっていた私はなかなかこれが出来ず、焦りと妙な緊張感で手に汗をかきながら山手線ゲームをひたすらやり続けました。

 

その結果・・・もうお察し下さったかも知れませんが、私は8人ぐらいいる中でただ1人勝ち続けてしまったのです。う、嬉しいけどやってもうた!と思いました。

皆に「えこはそういうの強いよねー♪」と明るく言われて「ま、ま、まあね!」とか答えたけれど本当はとても複雑な気分だったのです。それさえも人に言えない悲しさ・・。

帰宅後に暗い部屋の中で体育座りをし、スルメをかじりながら1人反省会をしたのは言うまでもありません。

私は噛んでも噛んでも味が出る人になりたかったです。

 

 

そんな訳で、私の乙女心はいつだって複雑なんです。

複雑な私の心を解放する場はもうココしかないんです。

だからココでは好き勝手にやらせてもらいます!

 

 

(もう乙女じゃないだろ?なんて無粋なことは言っちゃダメよ☆)

 

 

 

まだまだたくさん思い出せる。どんだけでもデテクル。