バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

ぎゅーとらくんとヒラヒラスカートちゃん

 

私には息子(11歳)と娘(6歳)がいるんですけど、男の子と女の子ってやっぱり違うよなぁと思うことが度々あるんですね。

 

そんな中でも「これはだいぶ違うわな」と思っている代表格が「服」なんです。

息子は小さい時から私が買ってきた服を何にも感じずにただひょいひょいっと身に着けるので、どんな服を買ってきても文句を言いません。(あ、ウソでした。ドクロだけはイヤみたいです)

安さだけを追求した怪しいロゴや英語が表記された服だって文句も言わずに着てくれます。

例えばこの「ぎゅーとら」みたいなイラストの服もガシガシ着てくれます。ほれほれ。

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 え?ぎゅーとらを知らないって?あら、いやだ。三重県南部を基盤にしたとっても素晴らしいスーパーなので覚えておいて下さいな。

三重県の総合食品スーパーマーケットぎゅーとら!

ちなみにぎゅーとらのロゴはこちら。

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なんとなく似てますでしょ?

それをわかっていながらも、ガシガシ着て学校へ行く息子はたくましいですよ。

オシャレなんて無縁。たまに気づけばシャツがズボンへインされています。「おいおい、またインしちゃって!」と言うと「インは落ち着くし、ポンポン守る」と言います。もう、インポンポンな訳ですよ。ちょっと響きがよろしくなくて消そうかと思いましたが面倒なのでこのままインポンポンって呼びますよ。明日からもそうします。

そんでね、通学時にいつも赤い笛を首からぶら下げているんですけど、それを通学だけでなくおでかけ時もぶら下げているんですね。イオンへ行く時も赤い笛を首にぶら下げ、公園へ行く時もぶらぶらぶら下げているんです。「あのさ、見た目アレじゃない?」と言っても「笛、身を守る。ポンポン守る」っていう訳ですよ。

あながち間違いでもないんで、もう私はグゥ!と言うことしか出来ません。

それほどオシャレとは無縁なんです。可愛いんですけどね。

 

対する娘なんですけど、これがまたヒラヒラした服が好きなオシャレにうるさい子なんですね。

私も一応女の子なんですけど、私が娘ぐらいの時はおたまじゃくしを田んぼに取りに行きそのまま落ちてドロドロになるとか、サキイカでザリガニを釣ってドブ臭くなるとか、アリジゴクにアリを落とそうとしてアリに噛まれるとか、そんな事しかしていなかったのでヒラヒラの服は興味がなかったんですね。そんなの邪魔ですから。動けませんし。

なのに、娘はシフォンやらレースがついたブリブリの服が大好きなんですよ。

今時の女の子服はギャル系とかもあるんですけど、そっちじゃなくてブリブリな方です。

例えばですけど、今年の入学式に着た服はこれみたいな感じのやつでした。

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どうです?可愛らしいでしょ?おとぎ話みたいでしょ。

卒園式も同じ服を着てるんですけど、AKB的チェックの服は私もあんまり好んでいなかったので一層のこと娘趣味に走っちゃおう!と思いましてこんなのを着ましたよ。ジャケットを羽織っていたのでそこまで浮くこともなく、本人は「かわいい。私、かわいい♡」ととても満足していました。良かったです。

自分大好きな娘の要望に応えられて、初めて娘に認められたと思いました。

で、これはまあ特別な時に着るから良いんですけど、毎日学校へ行く服についても娘はこだわりがあるんです。

娘は着替えを自分で用意しているんですけど、「このシャツ着るんだったら、あのスカートじゃなきゃイヤ!どこなの!!」と度々、怒り口調で言ってくるんですね。それも朝のめちゃくちゃ忙しい時に。

だから言いますよね、「もう何でも良いからとりあえず着てったらいいじゃん!」って。

そうすると負けず嫌いな娘はカチンとくるのかタンスの中身をひっくり返して探し出すんです。先ほども言いましたけど、朝の忙しい時にです。それを見ると、抑えよう抑えようと思っても散らばった服を眺めながら私はキーーーッ!となってしまうんですよ。

そんでね、こちらも意地がありますからね。私はダダッとタンスの所へ駆け寄り、いかに娘より先に目当ての服を見つけ出そうか!と今度は必死に探すんです。私が先に見つけて「ほれ、見たか!」と印籠のように大きく服を掲げたい。ただそれだけの為に探すんです。

なのに、そんな時に限って探している服が神隠しのあったかのように見つからないんです。普段の行いが悪いからでしょうか?それだったらごめんなさいって謝るしかないんですけど、そんでも探し続けていると、なぜか間違えて息子の服が入っている引き出しに娘のヒラヒララブリースカートが紛れているのを発見するわけですよ。

おい、そこのぎゅーとらくんがしまったのかい?そうなのかい?と問うてみてもぎゅーとらくんくんはだんまりじゃないですか。

そこで私はまたキーーーッ!ってなるんです。

そんな私を横目で見ながら娘はいつの間にか着替え始めていて、あれ?さっき私が服を見つけたから印籠のように掲げるはずだったのに、あれ?あれ?なに着替えとんねん!

キーーーッ!ですわ。

 

そんな誰にもぶつけられないキーーーッ!をなんとか自分の中に閉じ込めよう閉じ込めよう…としている間に今度は子ども達が「いってきまーす!!」と家を出るんですけど、それでもキーーーッ!はおさまらずに私の中でブクブクと煮え立っているんですね。そりゃ、あぶくも立ってますって。

だけど、そこは何とかしていかねばなるまいって心もありますので「笑って。ほら、笑ったら可愛いから笑って♪」と自分に言い聞かせて引きつった作り笑いのような顔で車に乗りこみ、「あぁ…、やっぱりキーーーッ!のブレーキは3回が限界やなぁ…」なんて思いながら田んぼの間の道を今日もどんどこ進んで行ったのです…。

 

ふぅ。

 

そんでね、ダラダラ書いた私が何を言いたかったかと申しますと、ぎゅーとらくんとラブリーヒラヒラスカートちゃんの親である私は一体、どんな服を着たら良いのかがわからんなぁってことです。

ぜひ、どなたかアドバイスを!