バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

「うぶげ」とともに

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明日、息子が修学旅行へ行く。
6年生なのでたかだか1泊の旅行だけれども、自分達で計画を立てて班行動で回ったりもするらしいのでとても楽しみにしているようだ。
まだ修学旅行へ行ってもいないのに、息子が「楽しみにしているらしい」と言うだけで何だか安心している私がいる。
楽しみなことがあるって素敵だと思うのだ。
 
***
 
息子が昨日、18歳年上の友達に電話をしたようだ。
このブログを読んで下さっている方なら誰に電話をしたかお分かりになるかも知れない。
他愛もない会話が楽しかったらしく、ずっとニコニコしていた。修学旅行へ行く話もしたようで「帰ってきたら修学旅行の話を聞かせてって言われたんだー」と喜んでいた。
なんだか良いなぁと思った。
だけど私は男同士の会話に入っていけない寂しさをちょっぴり感じたんだ。
ジェ、ジェラシーなんかじゃないんだからねっ!
 
***
 
今日、久しぶりに「うぶげ」というタイトルの曲を聴いた。
息子が産まれた時に友人が作ってくれた、ハンドクラップがずっと入っている歓喜で包まれた、そんな曲。
 
頬につけてギュッと抱きしめても
指を握るその小さな手も
何を見てるかわからない目も
走ることの出来ない足の裏も
 
そんな歌詞は赤ちゃんの頃の息子を思い出させる。
この曲を作ってくれた時、友人は独身だったはずなのになんでこんな歌詞を書けたのだろう?
 
改めて聴いていると、夢と希望を持って、これから始まる素晴らしい未来を自分で切り開けという応援ソングでもある気がした。
うん。息子は自分の手でしっかりと切り開いて進んでいるのだと思う。
 
息子が産まれた時、その友人に「名前が決まったよ」と伝えると、この曲の最後の歌詞を書き換えてくれた。
息子の名前が入るようにしてくれたのだ。
だからやっぱりこの曲は息子の曲で、そんな自分の曲がある息子は幸せだと思う。
 
 
そして、きっと、親である私も幸せなんだと思う。