バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

『チェリー』から All Aboard!

 

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どんぐりの背比べじゃないよ。色んな形があって色んな色があるんだ。

 

こちらの2つのエントリの続きです☆

***

『チェリー』で出会った方々とは音楽で繋がっていたので、寝袋担いで一緒にフェスへ行ったり、ライブへ行ったりするのがメインだったけれど、それ以外にも皆で誕生日を祝おうみたいなことを年に数回していたことがある。

例えば、多摩川の河川敷でBBQしたり、代々木公園でレジャーシート敷いて、ホールのケーキをどうやったら等分に切れるか?と悩みながら切って失敗して切った人を責めながら遊んだり、カラオケBOXで恵方巻を同時に加えて自分が笑わないようにしながら他の人を笑わせたり、ボーリングで負けた人が罰ゲームとして「KitKat」と書かれた赤いキャップをかぶって新宿を歩いたりそんなことをしていた。

そんな中でも一番記憶に残っているのが葛西臨海公園へ行った時のことだ。

夏生まれの誕生日会だったので8月の出来事だったと思う。「今回は葛西臨海公園に集合だから」とだけ聞かされ、電車に揺られながら1人で葛西臨海公園まで行った。

葛西臨海公園で皆と合流する前。私は1人で海を見ていた。(理由は関連記事を見てほしい)

その後、皆と合流し、芝生のある広場の方へ移動した。この誕生日会をメインで企画していたのは美術系の学校を出ていた可愛い女の子3人組(こまゆちゃん、ミホコちゃん、スサ)だったのだが、彼女達は何かサプライズ的なことを企んでいる様子で「丘の上の方にいて下さい」という指示をしてきた。なんだろうね、何するつもりだろうね、と話しながら皆でぞろぞろと丘を上がり、芝生広場が見渡せるような場所へ移動して彼女達を待っていた。

しばらくして、遠くに彼女達の姿が見えてきた。あ、来た来た・・と思った私達だったが、彼女達が何か長い物を担ぎながらこちらへ向かって歩いてきたので「何?あれ?何?」と騒然となった。

「ねぇ、それ何?」

「え?これはね、流しそうめんをするための竹だよー」

!!!

これには驚いた。彼女達は竹を加工してくれるところを探し、流しそうめんができるようにしてから担いで持ってきたのだった。

私達は傾斜を利用し、せっせと流しそうめんキットを組むと、水が流れるのを確認してからいよいよそうめんを流し始めた。うまい。外で食べるそうめんはとても美味しかった。「他のも流すよー」とプチトマトを流したけど、あれは早くて取れんよ。ころころ転がりすぎる。周りの人が「あれ、なにやってるんだろう?」「こんなところで流しそうめん?クスクス」とか言ってるのも気にせずひたすら楽しんだ。

そうめんを食べ終えた後、広場で遊んでいる皆を見ながらベンチで座っている時が幸せだった。ああ、みんな楽しそうだなと眺めるのが嬉しかった。

だんだん日も暮れて、「さあ帰ろうか」となった頃、ディズニーランドの花火が上がったのが見えた。うわっ、とテンションが上がり、丘の上からしばらく皆で眺めた。

All Aboard!」

私がこの言葉を忘れることはないと思う。

 

その後、やぎちゃんの家へ移動し、猫と戯れて遊んだ。その白猫にはとても好かれた。動物だけじゃなく人間からも好かれたいと思いながら遊んだ。

そして、誕生日だった人にバッグから取り出した絵本をあげたのだった。

 

私はその頃、結婚することがすでに決まっていて、この先今までと同じように皆と遊べないだろうなと思うところもあって、誕生日の友達にそれぞれ違う絵本をあげていた。

全部で何冊かは覚えていないけれど、誰にどの絵本をあげたのかは今も覚えている。この人にはこれかな?とゆっくりと選んでプレゼントしたんだもの。

 

だからワガママかも知れないけど、私から絵本を受け取った方はこれからもずっと仲良くしてほしいと思う。

 

それは『チェリー』で関わった人に限らない。

今も「好きだな」と思った友達には絵本をプレゼントしているので「あ、私のことか」と気づいてくれたらそれ以上嬉しいことはないのですよ。

 

えへへ。

いつもありがとうございます。皆様♡

 

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