読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

「ブログを始めたきっかけ」はそんなタイミングだったから。


f:id:bambi_eco1020:20150612162507j:image

息子が生まれ、乳児の世話を始めたら、自分が想像していたものの何十倍も大変なんだとようやくわかった。まとまった眠りが確保できるわけもなく、一日中うつらうつら。

「果たして今の私は起きているのか?それとも眠っているのか?」

そんなこともよくわからないまま、なんとか手を動かし、子どもの世話と最低限の家事をこなした。一番最初の目標は育児雑誌に書いてあった「2か月を過ぎるとまとまって眠ってくれるようになります」だった。とりあえず、2か月。まずはそこに到達するまでなんとか頑張ろうと思った。まともに里帰りも出来ず、アパートで手探りしながら一日中息子を抱っこした。布団に寝かせようとするとすぐに起きるので、そこで労力を使うよりも抱っこしていた方が良いと思っていた。ソファに座り息子を抱っこしてうつらうつらしながら、朝慌てて作ったおにぎりをかじったり、東ハトオールレーズンをかじった。やがて生後2か月になった。息子は全然まとまって眠ってはくれなかった。どれだけまとまっても2時間が最高だったのだ。生後3か月の雨の日になぜか4時間眠ってくれたことがあり、驚いて何度も呼吸を確認してしまった。それぐらいまとまって眠ることがなかったのだ。

個人差があるのは理解していた。皆「いつかは終わるから」と言った。でもその「いつか」がいつなのか誰にもわからない。当面の目標を失った私の中に少しずつ重たい物が溜まりはじめた。これは言葉にして出さなければ私自身が自分を見失うのではないかと考え、育児ブログを書くことにした。

これが私の「ブログをはじめたきっかけ」である。

ブログは出来るだけ日常を淡々と書くことにした。「育児って楽しいです♪」なんて書けるほど余裕がなかったし、愚痴ばかり連ねるのも公開している認識はあったので憚られた。

これが私の日常です。大変なことも少しだけ嬉しいこともあるんです。

誰かの反応を求めていた訳ではないが、そうやって日々書いていたら同じような立場の方がポツポツとコメントしてくれるようになった。仲間を見つけたようで嬉しかった。

育児ブログは自分が親である以上、いつまででも続けることが出来ると思うが、大半は乳児期のお子さんを持つ方のブログであった。子どもが大きくなるとともに、次第に更新が滞り、私もいつの間にか書くのを止めていた。

それからしばらくの期間、ブログを書くことはなかった。

そんな私がまた、ブログと言うか日記を書こうと思ったのは、地方にいることを日に日に実感し、「実家の方へ帰りたい」と思ったからである。

今の住まいに引っ越しをした当初は、新しい地に馴染むことに一生懸命で寂しさなんて感じている暇がなかった。1か月、2か月、1年、2年・・だんだん私もこの地に慣れて余裕が出てきた。するとなんだか急に「あれ?周りに何でも話せる友達がいない。さびしいよう」と思ってしまったのである。

私の友達は皆、関東住まいなので、ちょっとそこまでの感覚で遊びに行くことは出来ない。

そんなのいや、いや。ちょっと構ってよ、わんわん。

そう思った私はmixiの日記を毎日更新するようになった。日々の出来事を書いて、友達がコメントしてくれるとなんだか近くに居てくれているようで安心したのである。

その頃、「試しにTwitterもやってみようかな」と思い、Twitterにも手を出した。Twitterは主に絵本のことを呟いた。こんな絵本が好きだったとか、今の季節ならこれがおすすめですとか呟いていたら、絵本好きさんと絵本の出版社がフォローしてくれるようになった。TLが絵本のことで埋め尽くされるのは楽しかった。たまに音楽のことも呟いていたので、音楽関係の方もフォローしてくれた。おそらくその頃が一番どっぷりツイッターにハマっていたのではないかと思っている。

ある日、見知らぬ青年が私をフォローしてくれた。インターネットの世界なので「見知らぬ」は当たり前なのだが、フォロワーも多くなく絵本のことをぼちぼち呟いている私とその青年の接点が見当たらなかった。この人はなぜ私をフォローしてくれたのだろうか。興味がだんだん湧いてきて、Twitterに貼ってあったリンクから青年のブログを拝見することにした。

面白かった。

特に変態的なことをやっているわけでもなく、愚痴を連ねているわけでもなく、日常と本とそれから何かわからぬ雰囲気があった。少なくとも私はそのブログが良いなって思ったのだ。私はその青年をフォローし、ブログ更新のつぶやきがあると、すぐに見に行った。「誰かの日常を覗きみる」ことにブログの良さがあると感じるようになった。やがて、青年のブログへコメントするようになり、アホみたいな頻度(毎回)コメントするようになり、もしかしたら「なんだよ、構ってくんなよ!」なんて思われてるかも?と少々びくびくしながらもコメントした。すると、青年は何にも言わなかったが、そのブログサービスが「不適切な表現が含まれるため書き込みできません」とはじいてくるようになった。どう考えても不適切表現がないのにはじいてくるようになったのは「おまえ、書き込みすぎだからやめたまえ!」の警告サインなのではないかと感じた。

そこで「私もまたブログをはじめよう」と思ったのである。

青年のように日常を綴るブログを書きたくなったのだ。

コメントばかり入れるのではなく「私の日常もみたまえ!青年!」と思っちゃったのである。それがはてなダイアリーとの出会いだ。

最初の目的は青年へ向けてコメント代わりにブログを書くこと。それから、ブログを始めたことによってmixiで日記を書かなくなったため、友達へ向けて書いていた。

淡々と。狙うこともなく、ただ淡々と書いた。

その後、同居していた夫の祖母が亡くなり、1か月ほどブログを更新しなかったのだが、気分を変えてまた書こう!と思い、はてなブログへ移行したのである。

 

それがこのブログなのだが、今現在どんな状態にあるのだろう。

 

心の何処かで青年へ向けて書いてもいるし、友達へ向けていることもある。また、自分自身の心の整理だったり、絵本について書いたり、とにかく雑多で好き放題やっている。

ブログを分けようと考えたことはなく、これが私にとって、とても居心地の良いスペースになっているのだ。

今後も変わらぬスタイルで続けていくつもりだが、そこは流れに乗って自由に進んで行こうと思う。

 

つまり、はてなのサービスでブログを始めたきっかけは、とあるブログサービスに「不適切な表現が含まれるため書き込みできません」を連発されたためである。

 

きっかけなんてそれぐらいが良いのではないだろうか。

 

 

 

今週のお題「私がブログを始めたきっかけ」