バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

2015.7.10 〜ただ、それだけ。

 

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7月もいつの間にか10日になっていた。こども達のながいながい休みがすぐそこまで迫っている。

いじめの報道が連日されているためか、「いじめ」での検索流入が増えてきた。「こども いじめ」「息子がいじめにあっていた」「菌扱い」「いじめを見かけた」「いじめバレそう」親、被害者、加害者、傍観者、色んな立場の人がやってくる。私が書いたことは事例の1つに過ぎないが、そういったことの積み重ねから見えてくることもあるかも知れないとは考えている。

私は自分自身が書いた文章を時々読み返すのだが、息子のいじめの件はなかなか読み進められず立ち止まり、読むのを止めることがある。起きたことはもう変えることは出来ない。ここからどうするかを考えることしか出来ない。頭ではわかっているのだが、もう少し違った方法が取れたのではなかろうかと自責の念にかられるのだ。幸いにも息子は現在、特に問題もなく学校へ通っている(と思っている)。過干渉にならない程度に学校のことを聞き、何かあれば何でも言って欲しいと伝えてはいるのだが、実際に事が起きたら息子は私に何も話さないかも知れないとどこかで思っている。

以前、学校のあいさつ運動を手伝った際、ボランティアで来られているおじさんと話をしたことがある。毎朝のように学校の正門へ立ち、こどもとハイタッチをしているおじさんは、こども達が親や先生に話さないようなことを私に話してくるのだと仰った。こども達は第三者であるおじさんだからこそ話せることがあるようで、家庭内のいざこざや友達関係などを突然、話始めるらしいのだ。その都度、友達のようにささやかな言葉をかけ、時には家まで送ってあげるのだそうだ。直接的に問題の解決にはならないかも知れないが、このような立場の人がいるのは有難いことだと思う。おじさんは小学校、中学校、どちらも出入りしているため、連携の手助けにもなっているように思えた。

私の現状では、そこまで出来ると思わないけれど、地域の子の顔を見るように心がけている。数年間、PTA役員をやっていたので、地域の子をだいぶ覚えたし、話もした。もしかしたら何かの拍子に親には言いづらいことを話すことがあっても良いように、出来るだけ同じ目線で話をしている。

  

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私がブログをはじめた当初は、私がどういった人間かを知ってもらう方が楽しくてしかたなかった。けれど、最近は私が書いた文章から読み手が何かを感じ取ってくれた時に喜びを感じるようになった。記憶を引っ張り出したり、角度の違う考え方であったり、異なる意見であってもそれが互いの気づきになればより嬉しく思うのだ。人の気持ちはわからないし、見えないし、みんなどこか間違っている。受け手が傷ついたからと言って、発した側がすべて悪いかと言うとそうでもない場合もある。ただ、傷つけた事実はそこに存在しているのだから、考える余地はあると私は思っている。

 

けど、まあ、私自身が立ち回りの上手い方ではないので、なんとも言えなくなっちゃうけど、「私は考える事だけは止めたくないのです」ただ、それだけ。

 

 


tio 「ungraspable」 Official Music Video - YouTube

 

三重県発のインストゥルメタルバンド「tio」

何が良いってこのMV、四日市港ポートビルが映ってる。それに四日市の工場夜景も見られちゃう!

地元で撮ってるのが良いよね。

もちろん、曲も素敵です☆