バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

『探検隊の栄光』はくだらない映画でした

ポスター画像

(映画.comより http://eiga.com/movie/82188/

 

『探検隊の栄光』を観ました。

 

これは、なんだ?なんなんだ!
めちゃくちゃくだらないじゃないか!
くだらない!
クダラナイ!
KUDARANAI!のだよ!
 
だけどさ、いやんなっちゃうことにこの映画、すっごく面白かったのです。
ガハガハ笑うってところまではいかなかったけれど、笑ってはいけないというルールを設けられたら、わたし、耐えられる自信がない。腕をキュキューッとつねったとしても耐えられる自信がない。そんぐらいちっちゃい笑いをコツンコツン投げつけてくる面白さがあったのです。
 
ストーリーを簡単にいうと川口浩探検隊ってこうだったんちゃうかな?の一言でかたづけられると思いますが、だいたいこんな感じです。
 
落ち目の俳優杉崎(藤原竜也)は新境地を開拓しようと伝説の未確認生物(UMA)ヤーガを探す探検番組の隊長を引き受ける。だが、隊員である番組プロデューサー、ディレクターは大雑把で、音声さんはUMAオタク、ADは冷めた表情で探検するなどてんでんばらばら。
果たして杉崎探検隊はヤーガに出会えるのか?
 


藤原竜也、秘境で巨大ワニに遭遇?映画『探検隊の栄光』予告編 - YouTube

 

まあ、その中には杉崎の成長も見られたりってのもあるのですが、基本的にくだらないです。くだらないのが好きじゃない方はあんまり受け付けないかも知れないです。

私は子どもの頃、水曜スペシャル川口浩探検隊を観ていたんですけど、あれを観ていた方ならおそらく楽しめる内容だと思います。

川口浩探検隊って派手すぎる効果音と大げさなテロップでおなじみだと思うんですけど、大げさすぎてやらせだってわかってるのについつい見てしまう魅力があったと思うんですよ。大の大人が真面目にバカをやったり、楽しんでいる姿に「あ、大人でもバカげたことするんだ」「けど、あそこまで楽しんでればこっちも楽しいや」なんて思って私は見てましたけど、この『探検隊の栄光』もまさにそれなんです。

プロデューサーのユースケ・サンタマリア、ディレクターの小澤征悦、どっちも適当で「どどーんとやって」「そこはばばーんとしてれば良いですよ」みたいな発言しかしないけれど、実際の川口浩探検隊だってそんな感じだったかも知れないじゃないですか。ジャングルを歩いてはいるけれど、見どころがなければ適当な魚を「あれが伝説の人食い魚か!!」ぐらいのこと言って視聴者を惹きつけたりするじゃないですか。こっちだって毎回観ているのだから「人食い魚なわけないじゃーん。また大きいこと言ってるじゃーん」と理解したうえで「どう出る?そんでどの角度から切り込んでくる?」と待ち構えることを楽しみとしていましたもんね。

適当なようにみえる番組だって実は現地で何かに遭遇しているかも知れないし、適当にみえるようにみんな真面目にやっているのかも知れないなって笑いながらも思える映画でした。

 

とってもくだらないです!

 

見どころとしてはななめ45°の岡安さんがベラン共和国の現地ガイド、マゼラン役なんですけど、うさん臭くて金に執着があってなぜか川崎在住という役柄を素敵にこなしているのでみてほしいです。それから私は藤原竜也ファンじゃないですけど、上半身脱いだりもしますし、佐野ひなこのパンチラとかもあったりします。

 

ええ、本当にくだらないので、くだらないのが好きな方はぜひどうぞ。

見終えてから「くだらねぇぇ!」って思わず言ってしまうと思いますよ。

 

 

※岡安さんの適役っぷりをもっと知りたい方はこちらを読んでみて下さい。

『探検隊の栄光』キャスト・スタッフ大絶賛! お笑い芸人・ななめ45゜岡安章介の存在 - T-SITEニュース エンタメ[T-SITE]"

 

 

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