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バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

こどもと話をするのが好きなのです ~夏が短かったと感じられるように過ごしたい

 

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地区のPTAで行っている親睦会があった。

親睦会は毎年行われており、何をするかはその年に親睦会係になった人が決めることになっている。今までにクリスマス会だったり、ボーリング大会だったりと色んなことをしてきたが、今年は地区にあるセンターでゆっくりとご飯でも食べてくつろぎましょうという趣旨で行われた。

参加者は係の人をのぞくと20名弱だったが、皆でわいわいと過ごす時間は楽しかった。

テーブルの上にハンバーガーやチキン、餃子などがおいてあり、バイキングのように自分でお皿に盛りつけてくる。スイカやプチトマトが山盛りになっていたけれど、あれは近所の人から頂いたものであろう。ペットボトルのお茶やジュースが並べられ、その横には大人用のアルコールも置かれていた。あくまでも地区の行事なのでその辺りはゆるいのである。

長テーブルを挟んだ私の向かいの席に3年生のコウくん、5年生のマサくん、4年生のリサちゃんが座っていたので、私は主にこの3人と話をした。親睦会は大人は大人同士で話すことが多いのだけれど、私はこどもと話をするのが好きなのでついついこども達にばかり話しかけてしまう。こども達もなんでもないように私に話をしてくれるので楽しいのだ。

5年生のマサくんには3歳の妹ハルちゃんがいる。ハルちゃんはマサくんが大好きな様子で度々こちらの席にやってきてはマサくんの背後から首に手を回し、だっこちゃん人形のようにしがみついていた。マサくんの背中はやや丸みを帯びているのでハルちゃんはとっても居心地が良いのだろう。その後、ハルちゃんはグーでマサくんにパンチを浴びせ「もう、なんだよー!」とマサくんに怒られていたが、マサくんがそんなに怒っていないことは表情から読み取れた。ハルちゃんがいたずらっこのようににんまり笑って両親の方へ逃げていく様を微笑ましく眺めた。

コウくんは3人兄弟の長男でしっかりとした子のイメージがあるのだが、辛い物が苦手らしくハンバーガーのマスタードに苦戦していた。「からいー!なんでこんなにからいのー!」とお茶をがぶがぶ飲みながらずっと叫んでいた。お茶がなくなると何も言っていないのにマサくんがコウくんのためにお茶をついできた。マサくんってこんな子だったけ?とふと考えてしまったが、こども達は体だけでなく心も成長しているのだからこれが今のマサくんなのだろうと思った。ずいぶんとお兄ちゃんになったのだ。

リサちゃんは餃子が好きなようで「餃子だったら何個でもいけるの!」と話しながら餃子ばかり食べていた。途中餃子とスイカを交互に食べることにハマったらしく、マサくんに「その組み合わせ、ないやろ?」とツッコまれていたが「美味しいからええやん!」と答え、結局、餃子を12個平らげた。リサちゃんにはイブちゃんという6年生のお姉ちゃんがいるのだが、イブちゃんは「ハンバーガー3個食べたで!!」と私に話しかけてきたので、「ふたりしてどんだけ食べるねん!」と笑いあった。

このリサちゃん、イブちゃんの姉妹でちょっとした騒動があった。リサちゃんがふと、自分のバッグをがさごそあさり始め、「お姉ちゃん、あのゲームのソフト持って行ったでしょ?ないもん!」と姉に詰め寄ったのだ。イブちゃんが「そんなの知らないよ」と涼しい顔で答えたため、頭にきたリサちゃんはお母さんのところへ「お姉ちゃんがね~」と言いつけに行ったのだった。リサちゃんが席を外したのを見てからのイブちゃんの行動は素早かった。イブちゃんは自分のバッグからリサちゃんが探していたソフトを取り出すとポーンとリサちゃんのバッグへ入れたのだ。「お、あんたがやっぱりソフト持ってたんか!」と思いながら一部始終を見守っていた私に向かってイブちゃんは口に手をあて「しーっ!」と言いながらいたずらっこの顔をした。

しばらくしてリサちゃんが戻ってきた。リサちゃんはまたイブちゃんに詰め寄ったのだが、イブちゃんは「ちゃんとバッグの底まで見たの?もう少し探して見たら?」と何食わぬ顔でリサちゃんに促した。そう言われたリサちゃんはもう一度自分のバッグを確かめ始めた。もちろん、そこには(先ほどイブちゃんが投げ入れた)ソフトがあった。

「ほら、あったじゃない」とイブちゃんが言うとリサちゃんは「ほんとやー。疑ってごめんー!」とやや申し訳なさそうに言った。

あー、リサちゃんてなんて素直なのかしら。可愛らしいけど、あんた、将来だまされるかも知れんで!!と私は心の中で叫んでいた。イブちゃんの演技があまりにも自然なので、この子は今後もうまく騙していくんだろうなって思った。

普段、自分の子ばかり見ていると、ふとした時に急に大きくなったような気がしてくる。だが、周りの子の成長も共に眺めていると私の知らない娘の顔がちらっと見えてきて成長を感じられることがある。

自分の子の成長を地域の子の成長から感じられるなんて面白いと思うのだ。

 

食事をしている間、リサちゃんにもうイヤ!と言いたくなるくらい10回クイズを出題された。

「Thisって10回言ってみて」

「This、This、This……This。」

「『これはペンです』って言ってみて!」

「これはペンです!!」

「……!!あー、そこは『This is a pen』ってみんな引っかかるところなのに!引っかかってよ!!」

ごめんごめん。ついつい。

1週間ずっと37℃以下に下がらない微熱が続いていてだるかったけど、頭はまだまだ働いてるって思えた。この子達と楽しい時間を過ごせて良かった。

リサちゃんに「まだ夏休みが一ヶ月もあるね」と話しかけたら「もう一ヶ月しかないよ!」と返された。

本当にあっという間に過ぎていく。

私も夏が短かったと感じられるくらい楽しく過ごしていたいと思った。

 

 

***

 

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ほしいものリストから頂きました。

どなたが下さったのかわかりませんがありがとうございます。

ちょっと体調が悪かったのもあって本当に嬉しかったです。

「こりゃ まてまて」は文字が少ないのに読んでいてグッときてしまいました。

絵本の良さが生かされたお話しだと思いました。