いくつか前の記事に誕生日だったと書いたのだけど、誕生日当日に私宛の青い封書が届いた。手触りでカードだなと思い、封筒の端をはさみで丁寧に切り取った。封筒からゆっくりカードを取り出し、ひらいてみると、いくつもの葉がひらひら舞い落ちてきた。少し驚いたあと、だんだん嬉しくなってきた。
何色もの葉が落ちる秋にぴったりで、素敵だと思った。
カードをしばらく眺めていたら、玄関のチャイムが鳴った。私宛の荷物は、岩出菌学研究所のFさんからだった。開けてみると、本が2冊入っていた。
どちらもすっごく可愛くて、きゃーきゃー言いながら小躍りした。
その後、我に返ると「あれ?Fさんが私の誕生日を知っているわけないよなぁ」と不思議に思った。お礼のメールで尋ねてみると、誕生日と知らず送ってくれたとのことだった。すごいな、Fさん。これが「もってる人」って言うやつなんだろうな。本当にありがとうございます。お聞かせいただける裏話が楽しくってしかたありません。
昨日は「ほしいものりすと」からほしいもが届いた。
どなたかわかりませんが、ありがとうございます。ちょっと焼いてから美味しく頂こうと思います。
誰かが私を気にかけてくれる、そのことが実感できるのは本当に嬉しい。私が失いかけそうになる自己肯定を支えてくれるのは、些細な出来事の積み重ねや優しさなんだと思った。人と関わると知らず知らずのうちに傷つけたり、疎まれたりしてしまって「私はここにいていいのかな」「私は今のままでもいいのかな」と思ったりするけど、優しくされるともうちょっとできるかなと思えてくる。
だから明日も笑っていたい。
周りの人が楽しくなるくらい笑っていたい。