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バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

感情がある「いきもの」なので。

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以前に行ったことのある素敵な喫茶店が移転し、オープンした。移転したのが古民家とのことで、これは更に素敵なお店になってるのだろうと期待しつつ、車を走らせ喫茶店へ向かった。

喫茶店は外から見ただけで、落ち着きのある優しい雰囲気が漂っていた。

駐車場の場所がわかりづらかったため、店員さんに地図をもらい、記してある場所へ車を止めてから店内へ入った。オーダーをして、しばらく経った頃、怖い形相をした男性がお店に入ってきた。自分が借りている駐車場に車があるからどけてくれ、と。男性が口にした車のナンバーは私の車だった。店員さんに私の車だと思うと伝え、地図に書かれている場所へ間違いなく車を止めたと話した。店員さんは慌てた様子であったが、とにかく車を移動させなければとすぐに駐車場へ向かった。駐車場へ到着すると、男性が今にも怒鳴りつけてきそうな顔をして立っていた。私は謝罪の言葉を口にし、車へ乗り込んだ。後から追いかけてきてくれた店員さんは、私の車がお店の地図が記してある場所へ止めてあることを確認したのち、男性へ謝罪をしつつ、駐車場オーナーから聞いていた話と違っていた旨を説明した。それでも、男性の怒りはまったく収まる気配を見せず、矛先は私に向かってきた。店員さんは「すべて私どもの責任ですのでお客様はなにも悪くないです」と話してくれていたが、その声は男性にまったく届いていない様子であった。男性は車の清掃用具で私の車のボンネットを2度ほど叩いて、さらにまくし立ててきた。私はとにかく男性の言葉を聞き、ひたすら謝罪をする選択をした。絶対に目をそらすまいと思った。数分後、男性の私に対する怒りはある程度収まったようだったので、さらに謝罪をしてから車を移動させた。張りつめた気持ちがしばらく抜けず、すぐに立つことができなかった。

あとから「私はお店の指示に従っただけだ」と主張し、逃げることもできたよなぁと考えた。けれど、私が瞬時に出した判断はとにかく男性の怒りを収めること、それだけだった。まぁ、あそこで私が逃げたら男性の怒りは間違いなく店員さんへ向くわけだけど、そうなると私はあとで絶対にもやもやを抱えてしまうと、体がわかっていたのだと思う。

深呼吸をしてから、喫茶店へ向かった。店内に入ると、店員さんがすぐに謝罪にきてくれた。頭を下げる店員さんを見て、私は「あのあと大丈夫でした?大変でしたね」と口にしていた。

こんな自分がバカだなぁとは思うけど、私は私のそんなところが嫌いじゃない。

 

喫茶店で食べた料理は見た目も綺麗で美味しかった。

平静を装っていたつもりだったけど、だいぶ動揺していたようで、写真を撮り損ねたのが悔やまれる。

また、行こう。

あ、でも、私の顔を見て、店員さんが申し訳なく思っちゃうようだったら嫌だな。

……またまた、そんなことを思ってしまった自分になんだか笑ってしまった。

 

会計時にお詫びとして焼き菓子を頂いた。表面はパリッとしていて中はしっとり。甘すぎず、クルミがふんだんに入っていて香ばしかった。

 

お店の雰囲気と同じ、優しい香りがした。