なにか書きたいと思いながらも紡ぐ言葉が見つからずにいた。
言葉が出てこないときは、静かに過ごす。
中澤日菜子さんの『星球』を読んだ。星に関する6つの短編は読みやすくて穏やかな気持ちになれた。中澤さんの『お父さんと伊藤さん』が好きだったので、コレを手に取ったけど、中澤さんの本は心が定まっていない時でも読めるんだなって思った。覚えておこう。またお世話になるだろうから。
先日、津にあるkalasbooksという古本屋さんへ行った。今年できたばかりの古本屋さんで、どんな感じなのか一度見てみたかったのだ。店内に置いてある本はそんなに多いわけではないけれど、思っていたイメージどおりのお店だなって思った。何より居心地が良かった。
お店の雰囲気がわかったところで、今度は本の買取をしてもらいに再度訪れた。査定をしてもらうあいだ、店内を見ていて、「ヒトハコ」が置いてあるのに気づいた。
わー、ここにあるんだ!と心の中で、タッタラッタとダンスを踊った。
創刊されたばかりの「ヒトハコ」を読んでみたいと思っていたが、販売店舗に三重県のお店がなかったので諦めていたのだ。買い取ってもらったお金を握りしめ、「これ、下さい!」とすぐに購入してきた。嬉しかった。
まだ全部は読んでいないけれど、読み進めるうちに一箱古本市に参加してみたくなった。
来年、かな。
出来たら、やってみよう。
やってみたら、また何か新しい風が吹くかも知れない。
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「ほしいものりすと」から干し芋や本を頂いたり、サプライズでCDを頂いたりして「みんな、優しいなぁ」なんて思いながらニヤついたりしている。
頂いたモノはもちろん嬉しいのだけれど、
私を気にかけてくれたことが何より嬉しいです。
青葉市子 - ゆさぎ マホロボシヤ MUSIC VIDEO short ver.
青葉市子さんの歌声も素敵だけど、このMVにグッと心を掴まれた。
素敵。夜がより一層、静かに感じる。
うさぎの耳が孤独に触れ
柚子色の泪になった
うさぎのアイコンなので、歌詞にもやられてしまった。
柚子色の泪。
風に溶け込んで消えていきそうだ。