バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

2019.1.20 ~うごく

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新たな年を迎え、何日かは華やかな雰囲気に酔いしれていたけれど、仕事が始まると数日後に控えたイベント準備でばたばたと動き回った。イベントが終わった今はもう1月の趣さえ忘れかけ、ぼやっとしながらこの文章を書いている。

Twitterに書いたけれど、今年の目標はこちら。

私は物事を進めるときに慎重になりすぎて瞬発力がない。だが、そんな私が「動く」と決めた時は、脇目もふらず一気に駆け抜ける。少しでも速度を緩めてしまうと、心配事や恐怖心が出てきてしまうので自分に「よしっ!」と声をかけ、自分を信じて前を向いて走るのだ。

母にも「なかなか動かないと思ってたのに、やりだしたら思いきりが良いのね」とよく言われたものだ。

年末に実家に帰省した。母は歳を重ねても変わらずに私の母でいてくれて、私が話すどんなことも肯定してくれる。ただ、当時同居していた母方の祖母にだいぶ辛く当たられた話になった時に「あの人も昔苦労してね…」と今まで聞いたこともなかった祖母の話をして祖母を尊重していた。私が聞いた祖母の話は確かに祖母にとって辛い経験であったかも知れないが「祖母が辛かったからと言って私に辛く当たる理由にはならない」と母に言ったら「まあ、そうよね」と答えた。母は私が母の親である祖母のことを否定的に話すのが耐えられなかったのだろうと思った。私にとっての祖母は厳しい人であったが優しいところもあったのは事実である。けれど、私が漠然と祖母を思い出すときに、辛かった方が勝るのだ。

楽しき思い出より、辛い思い出の方が鮮明なのはなぜだろうか。辛いことはすべて忘れて楽しい思い出だけ覚えていたい。そう思った時に、辛いことを思い出してしまうのは仕方のないことかも知れないが、これから先の人生をできるだけ笑っていたいと思うのはごく自然な流れだと思う。

息子が以前より良く笑い、日々の出来事を話してくれる。あの時の選択は間違ってなかったと思う。

笑える日が多いことほど尊いことはない。

「正しかったかどうかはこれから先に現れるの」

母が言った言葉を思い、こどもとともに私も歩みながら数年後に答え合わせをしてみたい。

 

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「ダルちゃん」と「えーえんとくちから」をともに読めることは嬉しきこと。

 

ひきがねをひけば小さな花束が飛び出すような明日をください

 

 

ダルちゃん: 1 (1) (コミックス単行本)

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えーえんとくちから (ちくま文庫)

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