お盆休み明け。
ぽやぽやする頭を叩きながら、洗濯機から洗濯物を取り出した。空が暗く雲が厚かったため、天気予報を調べた。うん、微妙。とりあえず外に干して雨が降ってきたら移動するように子供達に伝えた。朝食の準備、昼食作り、お茶を冷水筒に入れた。夏休みも残すところあと2週間。長かったような気もするけれど、宿題の進み具合を見るのが恐ろしいので短かったと思うことにする。
着替えて化粧をし、いってきますーと声をかけてドアを開けた。
道路をわりと空いていてすいすい進んで行けたのだが、途中でざあざあ雨が降ってきたので洗濯物を気になった。気にしただけ。うちの子供達は洗濯物に関してはわりと優秀なのできっと移動してくれているだろう。
会社で休みの間にきた発注や問い合わせを確認する。休みが長かったぶん、仕事の量が半端なくてどれだけ進めても終わりが見えなかった。で、結局終わらなかった。とりあえず明日頑張ることにしようと差し入れのガリガリ君を食べながら思っていた。ガリガリするなら手を動かせ!とは言わないでほしい。
帰り道。衝突事故が1件、救急車が2台。街はいつも落ち着きがない。
家のドアを開けるとその日の色が見えることがある。今日は黄色。どうしてなのかはわからない。
世の中はわからないことだらけ。
自分のことさえわからない。
会社で「こどもの変化に気づかなかったんですよ」と、話す同僚に「変化があった時だけ見ようとするからじゃない?」って私の口が勝手に動いて話していた。「日常を見ているから変化に気づくのであって、日常が見えていなかったら変化に気づきようもないでしょ?」と私の口は続けて話していた。
そんなこと考えたことあったかなあ。
でも私の口は勝手に話してるなあと他人事みたいに思っていた。
何事もない日の色と空気と手触りがあって、はじめて変化にきづくことができる。
だから、だらだらした日記も時には必要であると思うのだ。
さて。明日も忙しいかな。
明日は小学校の登校日だ。