雨の音が響く部屋でこの文章を書いている。
ブログをはじめてからだいぶ経つけれど、子育てや料理、書評、映画評などのように何かに特化したブログではない雑記ブログのため、ずっとのんびりと好きなことを書いている。
裏を返せば、特化していないだけに人間的な部分が漏れ出ているブログかもしれないと思う。
ブログをやっていて良かったと思うのは、もやもやした思いを抱えたときに、できるだけ言語化するようになったことだ。得体の知れない「なにか」の正体を暴くことは私が次のステップへ進むための補助となっているだけではなく、言葉について考える機会を与えてくれている。
これからもだらだらと書いていこうと思う。
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前回の記事でも書きましたが、SUUMOタウンで文章を書かせて頂きました。
そういえば、書いた思いとしてもうひとつ触れておきたいことがありました。
それは、志を持って発信をしている方々を少しでも皆に知ってもらいたかったことです。
商業ベースで考えたときに、厳しいところで頑張られている方々に私は支えられてきました。
夏に東京へ行った際に寄らせて頂いたお店で「来年も来ますので続けていて下さい!」と勝手なことをエールのつもりで発してきましたがその言葉は相手にたいして失礼なくらい軽いことだったのではないかと思っています。
文章を書くことを依頼して頂いたのであれば、私は文章で皆さんを応援させて頂きたいと思いました。
三重県の演劇や本関係の皆さんの活動は友人から話を聞くことも度々ありましたし、私も目にしてきました。
一個人の書くことですから、何の足しにもならないかも知れませんが、やらないよりはやった方が良いと思いました。
SUUMOタウンの文章中に言葉でしか出していませんが、エスカルゴ牧場の社長さんの熱意、とんぼの研究をされている方のあつすぎてなかなか終わらない話、四日市公害の全容を地元民に知ってもらおうとボランティアで話をしてくれた方も全部引っくるめて私は刺激を受け、書くことへの原動力となっております。
人に触れることで私は自分の足場を踏み固めてきたように思っています。
これからもお世話になると思いますし、私も自分の出来ることを頑張っていきたいと思っています。
感性と想像力は自分で磨いていきますよ。
言葉を紡げるように。