家から歩いて10分ぐらいのところに5階建ての団地が2棟建っていた。その団地は通学路のすぐ脇にあったので、私はいつも団地を眺めながら登校していた。 戸建てに住んでいた私にとって団地というものは不思議な存在だった。この大きな建物の中にいくつもの家…
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