バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

現実世界にも友達はいます

色んな人のブログを読むのが好きだ。知人のブログでも良いのだが、見知らぬ人のブログを読むのが好きだ。誰だか知らないその人の日常が綴ってあるブログは私にとっては新鮮に映るからかもしれない。熱く好きな音楽や本について語ってる楽しげな文章は大好物だったりする。

そんな理由から今までに3人(たぶん)ほど何度もコメントした人がいる。

3人の共通点は男性で私より年下であるということ。

別に男探しをしていた訳でも年下好きでもない。たまたま書いていた文章が面白いなぁと思ったのがそうだっただけの話である。

1人目の方は記憶が確かなら関西の有名大学の大学生だった。

その頃、私は谷村志穂を立て続けに読んでいた。「自殺倶楽部」とか「十四歳のエンゲージ」とか「ハウス」とか。ふと、谷村志穂の本の感想を書いている人いるかなぁ・・と思い、検索したら引っかかったのがその人だった。音楽も好きらしく、どうやら帰国子女らしい。感覚が新鮮な部分があり面白い人だなと思った。

大学4年生であったその人は卒業とともにブログを書かなくなり、いつしか私も存在を忘れていた。

2人目の方は千葉大に通っていた大学生だった。

その頃私が日記を書いていたブログサイトで見つけた人。確か音楽の話で入った気がする・・なんだったけ?ギターウルフがどうとかこうとかだったかな?でもこの人はUKロック好きで基本、洋楽を聴くらしい。寒い地方出身で卒業したら地元に帰るかどうするかで就活が大変そうだった。結局、色々ありながらも地元の銀行へ就職された。その後、ブログを辞められたがmixiでまた日記を続けていたのでたまに覗いていた。

そのうち大学時代から付き合っていた彼女と結婚して男の子を授かった。私は(会ったことはないけど)独身時代から知っているので、「知らぬ間にお父さんになっちゃて・・!」という感覚。子供の写真がとても可愛かった。

でもまあ、時の流れだろう。彼がmixiを辞めたのでもう繋がりはない。

3人目の方はへらへらした感じが楽しい方。前述の2人とは紹介からして何かが違う。

Twitterで知ったのだが、その人の地元が三重だったため、なんとなく気にはなってた。でもブログにコメントするってとこまでは・・こう・・なんだか・・私の危険予知センサーがなかなか解除されず躊躇していた。

私がその人のブログに初めてコメントをした日はこう綴ってあった。

『「Twitterで他の人と仲良くしてても、あまり言わないようにするね。だって、ネットにしか、友達いないもんね」と彼女さんに言われるくらい、現実世界に友達がいません。』

 コレにやられた。なぜだかやられた。

ハマりどころが自分でも「そ、そこ?そこなの?」と思ってしまうのだが、その時は間違いなくそこだったのだ。だがその嗅覚はアタリだったので、結果オーライ。

私は「慎重で大胆」と言われる事が多く、どうしても堅実な道を選びがちでハメを外すというのがとにかく苦手。酔って記憶をなくすとか私にはありえないなーと思ってしまう。(だが、時に突飛な行動をするので大胆なのだろう)

そんな時にこの人のような非日常を生きてきた話を聞くのは面白すぎてたまらない。「若さってこわい」「アホだなー」と思いつつも、どこかで羨ましく思っている自分がいるように思う。自分以外の話は現実逃避に「持って来い」だもの。

だから、「とても尊敬する下僕」なんだ、彼は。

 

ってことでソントンさん、誕生日おめでとうー♪

これからもよろしくね☆

 


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