バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

クラムボン@四日市メリーゴーランド

色々な思いを胸に秘めてやってきたクラムボンのライブ。

色々〜を簡単に言えば子どもが産まれてからの8年間、自分の欲求よりも先に妻であり母であることに重きを置いていたためライブを完全に封印してたのです。
と言ってもそれなりに楽しく過ごしてたけどね。
あと少しで行けそうかな?と思った時に引っ越しや2人目の妊娠があったりしたので結局8年になったっていう理由もあり。
もうね、下の子ももうすぐ4歳だし楽になったから抑えてた物を発散していきますヨ!

で、会社が終わって時間的に余裕のはずが思ったより道路が混んでて焦った!
今回はいつも通っている絵本屋さん「メリーゴーランド」の3階が会場です。階段で今回のツアーおなじみ(?)のスリッパを受け取る。
メリーゴーランドの3階はいつもはカルチャースクールを行っている場所。席についてたら周りの人が「私、幼稚園の時にココでお遊戯会したの」って話してた。なるほど!確かにステージも部屋の広さも学芸会サイズ!(笑)イスはもちろんパイプ椅子だよ。
ここで目についたのは子どもが多かったことかな。

さてライブ開始!
1曲目は便箋歌。
郁子ちゃん「それでもあなたはダメダメな人…」と言った後に「1曲目なのにダメダメな人って(笑)」と一旦ストップ。ミトさんの「そういう歌詞なんだから〜」に押され再び歌い出す。私は早い段階でスリッパ脱ぎ捨ててたし、音を聞くとじっとしていられないのだけど来てる人はライブ自体にあんまり馴染みがないのか姿勢よく聴いてる人が多かったです。
2、3曲目ぐらいでスリッパを脱ぎ捨てた人とは友達になれそうな気がした。

途中MCでこの場所は公文もやってるらしく、公文教室やってるところでライブって!って話とかライブ前に郁子ちゃんが1階の絵本屋さんにいたら学校帰りのランドセル背負った1、2年生ぐらいの男の子が「あちぃ〜」って入ってきてメリーゴーランドの人が「お水でいい?」と水を男の子にあげてその子が水を飲み干し何事もなかったように帰って行く様子を見て「すごい所に足を踏み入れたと思った」と言ってました。
メリーゴーランドは地域密着のそんな居心地の良い所ですよ☆

あとこの日はミトくんのお子さんコウくんの誕生日だったそうです。
4歳ってことは娘と一緒の学年ねとか思ってました。

面白かったのが何か暑いね〜と言いながら郁子ちゃんがリモコン片手にクーラーの調整を始めたこと!郁子の部屋かよ!とミトさんに突っ込まれてました。(この後も2、3回調整してた)
私はなんだか「恋わずらい」が聞きたかったのでやってくれて良かったです。
思ったより音がいいねと言ったミトさんの言葉通りバイタルサインをしてる時に音の良さを感じました。
ステージの温かみのある光の中で演奏する姿と視界の上部に入るシーリングファンの無機質で規則的な回転が相まって胸がキュンとした。胸キュン☆

そして私の予想通り今回のツアーでは初となるこの場所ならではの曲「Merry go round!」この曲難しいんだよーと言いながらやってくれました。
アンコールのミトソロ「a pray」ミトさんがピアノを弾きだした時に何だか学校の同じクラスの男の子のピアノの発表会に来たみたいって思った。やっぱり学芸会サイズだからか!(笑)
アンコールの郁子ちゃんソロはメリーゴーランドに来たりする谷川俊太郎さんの詞に曲をつけた「ピアノ」コリコリ…って言ってるのが可愛いと思った。この曲の最中に体感できるぐらいの地震があった。夢心地な中で現実に一瞬で引き戻され色んなことが頭を巡ったけれど、また心のポケットにしまい直したよ。最後のRe-アホイまで十分楽しみました。
あ、大ちゃんに触れてないね。んと、いつもな感じで(笑)

子どもが多かったので曲間にママ〜と言う声や泣き声が聞こえたりしたけど、それを煩わしく思わなかったのはメリーゴーランドという場所の力なのか自分が母という立場だからなのかはわからない。もしかして両方かな?
温かい空気に包まれることは私にはとっても必要なことだと思った。


今回ミトさんが食べたかったのに臨時休業だったため食べられなかったトンテキ。
それを食べにまた来て下さいね。
http://matumotorairaiken.sitemix.jp/