バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

クラムボン@津あけぼの座スクエア

クラムボンのドコガイイデスカツアー。
2年ぶりの三重へようこそ!

少し早めに会場についたので、外で座ってたら蚊の集団奇襲に合い、
もう痒くて痒くて・・ウェェってなりましたヨ!

で、蚊から逃れるように2階にあるノビ文具さんへ。
かわいい雑貨が所狭しと並べられていて見てるだけで幸せ☆
ハッチラボのキッズTシャツが可愛くて、娘に買おうか本気で悩んだ!
というより、まだ悩んでる・・(笑)
http://hutch-frame.jp/lab/

悩みすぎたところで、「並んでくださーい」の案内があったので整理番号順に並んでみたよ。
ざっくり見た感じ女の子のショート、ボブ率が高めな印象。
かわいいと個性的が合わさった子が多いわー。
私、かわいいも個性もないからうらやましす。

会場である3階に入るとステージがあって、その前に座布団席、
その後ろがパイプ椅子、そのまた後ろが立見席って感じになってました。
座布団席はすでに埋まってたので空いてるパイプ椅子席へ。
で、ここで事件発生!
しばらく座ってたら女の子が
「すみませーん。ここ場所取りしてたんですけど・・・」って
話しかけてきたのです。
いや?でも座った時に本当に何もなかったぞ?と思って周りを見たら
椅子の下におせんべいが落ちてました。。
「おせんべいで場所取りしたんです」って!
普通にすべって落ちるがな!(笑)
・・・でもそこはちゃんとした大人なので「そうですか」と
席を移動しましたけどね。ちょっとだけ・・ホントにちょっとだけ
なんだかなーって気持ちにはなりましたけど。

で、席についたもののぼっちライブは手持無沙汰になるので本を開いて読んでました。
北村薫の「元気でいてよ、R2-D2。」
短編集はこんな時ちょうど良い。北村薫好きです。

3編ぐらい読み終えた頃、BGMが止んでクラムボンの3人が入ってきました。
ここ、津にクラムボンがいるというだけでなんだかみんなニヤニヤしてます。
1曲目、『GOOD TOME MUSIC』から始まり、『パンと蜜をめしあがれ』へ。
パン蜜を聞くとホワッと温かい気分になれるから不思議。
その次が『雲ゆき』演奏始まったらなんだかちょっと泣きそうだった。
「君の目の中に写る自分に気づく」ってなんだか幸せじゃないですか。
それはもう恋愛だったらちょー幸せな時期ってやつですよ。たまらん(笑)

途中MC入りまして、「この場所、教室っぽくない?」から始まりクラムボンの勝手な設定タイム。
「今、大学の学祭してて外では人気バンドがライブしてるの。で、ここは人気なくて内輪の人しか集められなかったバンドがひっそりとライブしてるみたいな・・」って。

前回のライブの時に大ちゃんをなぜかあんまり観てなかったので今回は凝視するように観ましたよ。
いやぁ、かっこ良いです大ちゃん。
トークはなぜか立ってするし、反応鈍いし、寡黙だけどアツイ感も素敵です☆

中盤はカバーアルバム出してるのでその辺から。
空気公団の『呼び声』
こないだの日記で私、「空気公団はたまに聴きたくなる」って書いたばっかじゃないですか!
呼んだな、私が呼んだな、とバカな発想しかできません。

次がE.S.Tの『GOLDWRAP』
これがすっごく良かったです。ジャズはそこまで聴かないのですが、E.S.Tもちゃんと聴こうかと思いました。

「そろそろ、アニソン聴きたいでしょ?」のミトさんの声で始まった
放課後ティータイムの『U&I』と泉かなた(島本須美)の『幸せ願う彼方から』
ミトさん、アニメ好きですからね。
アニソン感があんまり感じなくてクラムボン色になるから素敵。

その後はもうこれがないと始まらない!の定番曲達。
『バイタルサイン』『シカゴ』『サラウンド』
気持ちの良いクラムボンの音楽を堪能ですね。これを観に来たんだよって感じ。

そして『「KANADE Dance』
ミトさんのお子さん奏(かなで)ちゃんの名前が入ったこの曲は本当に素敵ですよね。
この曲は聴いておくべきだと思います。ずっと揺れていたい。

ここで、「一階のカフェの方います?」のミトさんの声。
カフェのオーナーさんがステージに上げられ、マイクまで持たされてました。
このカフェの名前が『tayu-tau』なんですが、これはクラムボン好きのオーナーさんがクラムボンの曲から取ったらしいのです。
「カフェのおすすめメニューは?」の問いに「・・特には」と答えるゆるいオーナーさん。
「終演後、お店開けないんですか?みんな喉乾くからドリンク売れますよ?」の問いに
「いやぁ、もう片付けちゃったんで」とどこまでもゆるいオーナーさん。
「商売っ気ねえな!ww」と突っ込まれて穏やか雰囲気。
そこから始まる『tayu-tau』
tayu-tauは今回のツアーでは初とのことでした。
こんな繋がりから演奏するなんてカフェのオーナーさんはほんと嬉しかったでしょうね。
『tayu-tau』からの『Long Song』
終わってから「この曲、長いけどホント良いよね」って自画自賛のミトさん。
でもその通りだと思います。長くても長さを感じない曲ってすごいですね。

本編はここまで。ここからはアンコール。

『はなればなれ』
はなればなれって歌詞を読むとすごっく切ないですよね。
今もこの気持ちはわかるな。常に寂しいので。私(笑)

次にSmall Circle of Friendsのカバー『波よせて』
「伊勢湾に届くように〜」っていうミトさんがちょっと可笑しかった。
みんなも一緒に♪ってことで
「ウェイバーウェイバーウェイバーララはじけてく」って歌いましたよ。
楽しかった。

そしてラスト『ナイトクルージング』!!!
言わずと知れたフィッシュマンズの名曲ですね。
クラムボンのナイトクルージングももはやカバーじゃないですもんね。
前回、三重に来た時に「やってくれないかな・・」と思ってましたが残念ながら・・でした。
郁子ちゃんが歌うナイトクルージング。素敵。異空間ですよ、ほんとに。

最後、曲が終わった時にだいちゃんがスティックを投げるように床に置いたのが印象的。

うん。今回も素敵なライブでした♪
心地よいまま電車に乗ったら降りるの忘れそうでした。

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最後にどうでもよい話。

最寄り駅で電車を降り、改札を抜け階段を降りてたんですよ。
前に髪の長い細い女性がいまして、膝丈ワンピースにレギンスみたいな格好だったんですね。
「あの人、細いんだし、ワンピースも短くないからレギンスいらないよなー」とかどうでも良いこと思いながら女性の後ろ姿をずっと見てたんです。
そしたら階段を降りたとたん、待っていたと思われる男性と抱き合ったので「うぉっ!」と声が出そうでした。
あんまり人を観察するもんじゃないなと。
キスまではしてなかったんで、まあいいや。ギリですね、ギリ(笑)