
ちょっと嬉しかったことがあったので書かせて下さい。
娘が「学校でこんなカードもらったけど何に使うの?」と聞いてきました。
どれどれ…と見せてもらうと、それは悩み事があった時などに電話するチャイルドラインの電話番号が記載されているカードでした。
「ねぇ?何に使うの?」娘がさらに聞いてきます。
「これはね、困った事があった時にそこに電話して相談するんだよ」
そう答えましたが、娘はよく理解していない様子で首を傾げていました。
その時に息子が、「あ、それ使わないから。ウチでは必要ないよ」と娘に言ったのです。
「どうして?いらないの?」兄である息子に問いかける娘。
「ウチにはお母さんがいるからそれは必要ないよ。お母さんに相談すれば間違いないから」
息子がそう答えた時、娘は納得したような表情でふーんとその場を去りました。
あまりに自然にきょうだい間でそのやり取りをしていたのでぼーっと眺めてしまいましたが、後からじわじわとこれはかなり嬉しいなぁと思えてきました。
息子が学校内で不満があった時は必ず私に相談してくるはずなので、私の判断で必要と感じたのなら先生にもご相談しますと家庭訪問の際に担任に伝えましたが、やはりどこかで自分で抱えるかも知れないと思ったりもしてたんですね。
その後の「お母さんがいるから必要ない」発言だったものですから、なんかね、嬉しかったんです。
誰かに頼られているから、必要とされているから生きているだなって素直にそう思えました。
私はずっとあなた達のお母さんですから何でもどーんと言ってこい!器は小さいけどな!
まあ、そんな感じでこれからも生きていきます。
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ここからはまた別の話。
先日、こちらの記事を書きました。
今日、感づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、これははるなさんの文章を読んで書いています。
落ちた。 - 悩みは特にありません。を読んで、はるなさんの文章が読みたいなと思われた方がいらっしゃるなら、昨年の太宰治賞の本も読んでください。
はるなさんは2年連続最終選考残っていらっしゃったのです。
「背中に乗りな」はポワっと温かくなったり、はるなさんらしいクスっと笑えるところがあったりと読んでいてとても気持ちの良い作品でした。
これを読んでみんなではるなさんの背中に乗りましょうね♪そんで乗せてあげましょ。
とりあえずうまい棒めんたい味をたらふく与えて唇ヒリヒリしてもらいましょうかねー。