先日、雑誌の広告の話をしていた時に「そういえば、なかよしやりぼんなんかの少女漫画雑誌の広告ってサン宝石しか覚えてないわー」と言ったところ「日ペンの美子ちゃんをお忘れでは?」とご指摘頂き「おおっ、美子ちゃんごめんなさい」と小さな声でつぶやいた私です。こんにちは。
しかもですね、「日ペン」は少しだけお世話になっていたのですよ。(本当に忘れていて美子ちゃんごめんなさい・・・)
以前にこちら(文字を書くのも手紙を書くのも大好きです - バンビのあくび)で書いているように小学生の時に字を書くことを右手に直したんですね。だんだん、それなりに皆に馴染めるぐらいの字を書けるようになりホッとしていたのですが、やっぱり自己流は自己流なんですよ。書道や硬筆を習っていた訳ではないので自分が書いた文字でだんだん気になるところが出てきたんです。
特に気になったのは「ひらがな」でした。
日本語はひらがなとカタカナと漢字があり、それらを上手くつなぎ合わせて文章を書くことでわかりやすく、また面白みも出ると思うのですが私はひらがな、カナタナ、漢字だったら断然「ひらがな」が好きなんです。
丸みのあるフォルムが何ともいえぬ可愛らしさと優雅さを醸し出していると思いませんか?日本語の美しさはひらがな無しには語れないと思っています。
だけれども文字を書いているうちに「あれ?ひらがなって一番難しいな」と思うようになりました。漢字やカタカナは角があるというかカクカクしているので、そこをキッチリ押さえればそれなりに見えたのですが、ひらがなのバランスだけはどうにも上手くいかなかったんです。
友達にノートを貸したりすることもあったので、自分としてはこれは納得いかんなぁと思い、通信教育でボールペン字をやってみることにしました。
ハッキリいってどこの会社でも良かったんですけど、私が昔から親しみを持っている美子ちゃんなら、どうにかしてくれるかも?と思ったんです。
こちらの一方的な美子ちゃんへの思いですよ。
それほど「なかよし」を読んでいましたからね。ええ、わんころべえだって大好きでした。たぶん家のどこかにあべゆりこ先生のサインあります。
(昔、銀座松坂屋で夏に「なかよしフェスティバル」ってのがあってそこでもらった記憶あり。行ったことある人いませんか?日替わりで漫画家さんのサインもらえましたよね?あと、漫画の塗り絵ももらえるのが嬉しかった。家でひたすら塗ってました。)
そんな訳で、学生の少ないアルバイト代を使い、ボールペン字を初めてみたのです。
小学生の硬筆の授業みたいに、四角いマスに点線が十字に入っており、それを基準に書いていきます。改めて一字一字「あ」とか「い」と書いていくのはなかなか面白かったです。それから自分の名前や住所の上手な書き方もあり添削もしてくれたので、これは役立ったかもしれません。
だけど、結局途中で辞めちゃったんですよね。。だって私はひらがなを上手に書くことが目的だったから行書とかいらなかったんですもん!(言い訳)
手紙を書く際の文字バランスなどは今も生きていると思っているので、そう言った意味ではやってみて良かったかなと思っています。
何より、自分が苦手としていた「ひらがな」を書くという行為が今は楽しく行えていることが一番嬉しいですね。
そうそう、日ペンの美子ちゃんですがどうやら1代目~5代目までいるようですね。
↓こちらで確認出来ますよ。あなたが知っている美子ちゃんは何代目でしたか?