バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

ハリボーをもぎゅもぎゅ食べる

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生きていると良いことも悪いことも嬉しいことも悲しいこともありますが、その比率が同じだったら私は悲しい時の破壊力がなかなかすごいんじゃないかと常日頃思っています。ヤツは良いことの記憶をも飲み込んじまうモンスターに豹変する場合があるからけしからんです。でもまあ、それで悲観的になるかと言えばそういうわけでもなかったりするんですけどね。

 
同じ日に、良いことと悪いことがあるとその日の夜は必ず悪いこと、ワルオくんが私の心をヤイヤイと蹴飛ばしてくるので、チクっとする胸をおさえたり、ウギャッと声をあげたりしています。娘が「お母さん、寝言を言ってる時あるよ」と言いますが、それはおそらく「寝言」ではなく「起き言」です。私は起きている時にウヒャ、ドヒャ、ンガガッ!ブホホイ!と言っています。思わず言葉が出てしまうぐらいのダメージを負ってしまった…どうしてくれようか…と胸をおさえハァハァしていると、今度はいつの間にか涙の粒がポタポタと落ちてきます。
涙の粒は私の感情で抑えられるものではなく、とめどなくポタポタと目からこぼれ落ちます。これはいつ止まるんだろう、なぜ涙は下に落ちていくのだろう、そんなことを思うくらい冷静な心でいても止まってはくれません。まるで蛇口の壊れた水道のようです。
この涙は怒りなのか悲しみなのかやるせなさなのか、それさえも自分ではわかりません。そんな時、涙に色がついたら良いんじゃないかと思うのです。怒りだったら赤、嬉しかったらピンク、悲しかったら青…そうすれば自分で「あ、私は今悲しいのだ」と再確認出来てほんの少し安心出来るような気がするのです。
けれど、実際、目の前で赤や青の涙を流す人がいたら、ちょっと怖いかなとも思いました。あれですね、色水みたいに薄い色だったら問題ないですけど、頬に跡がつくくらい濃い色だと後が面倒くさそうですもんね。それに実は赤と青の涙を想像したら私の頭の中にデビルマンが浮かんでしまい、もうどうでも良いや、こんちくしょーとなったので大人しくハリボーをグイグイ噛みちぎってもぎゅもぎゅして、あったかいお風呂に入っちゃおうと思っています!バババン!
 
 
 
 
 
 
…けどね、けっこうズズズンとしたからね。ナイショだけどね。
 

 

 

 

 

ドミトリーともきんす

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