マコーヴィエッツ(Makowiec)

「マコーヴィエッツ」はポーランドのお菓子でポピーシード(芥子の実)をふんだんにこれでもか!と入れたお菓子です。黒い部分はチョコレートのように見えるかも知れませんが、そこがすべてブルーポピーシードとなっております。ボロボロ落ちます。ちなみに写真を見て頂けるとわかると思いますが、巻き終わりの部分を失敗しまして、ちょいと欠けています。えへ☆
私が食べた感じだと甘さはお菓子であり、食感はパンと言ったところでしょうか。イースト発酵なのでパンに近いかも知れませんね。少なくとも私がよく作るパウンドケーキの食感ではありませんでした。
こちらがレシピです。
<材料>
『生地』
☆強力粉 230g ☆薄力粉 20g ☆牛乳 170ml
☆ドライイースト 3g ☆塩 3g ☆砂糖 20g
・バター(食塩不使用) 10g ・仕上げ用溶き卵 適量
『フィリング』
・ブルーポピーシード 150g ・牛乳 70ml
・蜂蜜 大さじ4 ・砂糖 大さじ4
<作り方>
◎フィリング
鍋にブルーポピーシード、牛乳、砂糖・蜂蜜を入れよくかき混ぜ20分ほど置いてから、弱火にかけて3分ほど煮て冷ましておく。
◎生地
1. ボウルに☆印がついた材料を入れ、水分がなくなるまで混ぜる。
2. 生地をボウルから取り出してこね、生地がまとまったらバターを加えて、生地をさらにこねる。
3. 生地をボウルにもどし、ラップをかけ、暖かい場所で約60分発酵させる。
4. 打ち粉をした台に置き、30cm四方の大きさになるようにめん棒で伸ばす。
5. 冷ましておいたポピーシードをのせる。
6. ポピーシードがのった生地を手前から向こう側へ巻いていく。
7. 巻き終わりを下にし、天板にのせ、暖かい場所で約60分二次発酵をする。
8. 二次発酵が終了したら、溶き卵を塗る。
9. 200℃に熱したオーブンで約30分焼く。
10.めでたく完成。
私が作ったのはポピーシードオンリーでしたが、オレンジピールやクルミを入れた方がより美味しいと思います。ポピーシードだけだと、全体的な甘さと微妙に合わない気がします。と言うか物足りないかな?オレンジピールの甘酸っぱさ、クルミのコリコリ食感を加えてもう1度作ってみたいと思いました。
『巻き物』レシピ、参加されている方は私のように失敗作ではなく、素晴らしい物を挙げて下さっていると思いますので、そちらもぜひ見て回って下さいね☆
こちらからどうぞ♪
2月1日はみんなで巻き物祭り!! - 俺はただ、飯の話をしただけだよ。
***
さてさて。
ポーランドのお菓子を作ったので、せっかくですからポーランドの絵本をご紹介したいと思います♪
(巻き物失敗したからごまかし大作戦!)
『マップス:新・世界図絵』

- 作者: アレクサンドラミジェリンスカ,ダニエルミジェリンスキ,Aleksandra Mizieli´nska,Daniel Mizieli´nski,徳間書店児童書編集部
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: 大型本
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今、めちゃくちゃ売れている絵本です。発売時に少しだけ入荷され、その後全く姿を見なかったのは売り切れていたんですかね?私が住んでいるところは田舎なので、今も姿を見ない絵本ですけども(笑)
ポーランドで人気の絵本作家夫妻が、世界の国々をすみからすみまで調べあげ、まる3年かけて、地図とイラストを描いたという絵本なんですけど、大判なこの絵本を開くととりあえずそれだけでワクワクします。細かい。いくらでも読める。色も綺麗。
自分の家用だけではなく、プレゼントにされる方が多いと言うのも頷けます。
見かけたらぜひ手に取って開いてみてくださいね。
『しずくのぼうけん』

しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―ポーランドの絵本)
- 作者: マリア・テルリコフスカ,ボフダン・ブテンコ,うちだりさこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1969/08/10
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 24回
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もう何度読んだことでしょうか?幼稚園に上がる前から読んでいるような気がします。私はこの絵本で空から降る雨が蛇口から出てくる水にもなると言うことを知りました。



