1月が終わる。
甘い、酸っぱい、苦い、辛い、しょっぱい…いろんな味をごちゃ混ぜにして、一気飲みしたようなひと月だった。
1月は雪がよく降った。銀世界。音のない世界を久しぶりに見た。
三重では1月からやっと「この世界の片隅に」が上映されたので、初日に観に行った。こういう時のフットワークだけは不思議と軽い。映画を観て思ったことはたくさんあるけれど、言葉として上手く紡げそうにない。ただ、誰よりも椅子から立ち上がるのが遅かったとだけ記しておく。余韻までしっとりじんわり楽しんだ。
それから、iakuの舞台もOGRE YOU ASSHOLEのライブも素晴らしかった。一ヶ月のうちにこんなに動くことはめったにないので、後半はちょっと息切れしてたけど、とっても楽しかった。来月はもう少し静かに過ごす予定。
仕事の方は相変わらずだが、私が要領を得てきたので少しだけラクになった気がする。
県内ではインフルエンザが大流行しており、息子のクラスも学級閉鎖になったけれど、息子も娘も今のところ健康だ。だが、ひっそり忍び寄ってきているかもしれないので、時々、後ろを振り返ったりしている。
寺地はるなさんの「月のぶどう」を読み、私の良いところってどこかしら?と考えたりもした。私のダメなところはいくつもわかるけど、良いところがわかんなくて、人に聞いてみた。そうしたら、思ってた以上の言葉をもらってしまい、にやにやした。気持ちが和らいだ。自分がわからなくなった時は人に頼ろう。ロープを引っ張ってもらおう。
全体的に楽しく過ごせた1月ではあったけれど、とってもとっても残念だったのは手袋をかたっぽ落としてしまったこと。
悲しいけれど、落とした手袋には動物がいっぱい入っていると想像して、また明日からを歩むことにする。
今日は月と金星の位置が近く、夜空を見上げるだけでちょっとだけ嬉しくなる日。
まだ、見てない人、ちょっと寒いけど、暖かい格好で空を見上げると良いよ。

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
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