1月も終わりに近づいている。今月の頭に新年を迎えたことなどとうの昔に感じてしまっている。1月は娘が通う小学校で半分ぐらいのクラスが学級閉鎖となり、バタバタしたまま日々が過ぎていった。息子は受験を控えているので息子がインフルにかからないように、風邪をひかないようにとそればかり願う日々でもあった。受験前だからぴりぴりしてない?と聞く人もいるけれど、息子がまったくぴりぴりしていないので特にストレスを感じることもなく過ごしている。
私も受験前にあまりぴりぴりする性格ではなかったので一緒なのかもしれない。毎日同じような行動をしたその先に試験日があるだけの話で、当日多少の緊張が伴っても「ええい!なるようにしかならないなら今の知識を全部出してやる!」とばかりに開き直ってしまうのだ。周りの人の鉛筆のカリカリ音で焦ることなどなく、マイペースを貫くだけである。時々、肝が据わっていると言われるのはそのあたりにあるのかも知れない。
一歩が軽くて二歩が重い。
三歩進んで二歩下がってもまた歩いて行けばいいという水前寺清子の背中でも追いながら雪道に出来た足跡を辿って行きたいと思う。