三月の終わりに名古屋へ行った。
一番の目的は三月末で閉店したメルヘンハウスへ行くことだった。私は関東で生まれ育ったのでメルヘンハウスへ行ったのは現在の住まいへ越してからのほんの数回程度であるけれど、温かく居心地の良い場であることはすぐに感じ取れた。閉店が近づいていた店内は別れを惜しむ人で溢れかえっていた。隅から隅までじっくり見てから絵本を3冊選び購入した。
こどもの頃好きだったムッシュ・ムニエル。はちゃめちゃサーカスが楽しい。
そのあと、ちくさ正文館へ寄ってからON READINGへ。
ON READINGでは花松あゆみ展を開催していて、花松さんの可愛い版画をじっくり眺めた。


『ほんの風景』は日常の中で「ほん」が良い感じに馴染んでいる。
ON READIGでも棚にあった本を見ていたら、以前より購入しようと迷いに迷い、未だに購入していなかったタラブックスの「水の生きもの」があったためえいやっ!と買ってきた。
「水の生き物」はシルクスクリーン印刷の発色が美しく、ずっと眺めていたい絵本だった。さらには触ったり、においをかいだりもした。シリアルNo.も入っていて特別な1冊という感じがした。 持っているだけで気分が良くなる絵本なのだ。
そのあとも引き続き本を見て回ったり、雑貨を見たり。ここぞとばかりに歩き回ったので足が痛くなったけれど、とっても楽しかった。
雑貨屋さんでお財布を買った。
お財布はついついなんでも詰め込んでしまって、すぐにデブらせてしまうので今回はそうならないように気をつけたい。この財布、持った時に手に張り付いてくるように馴染むのでびっくりした。スリムなのも気に入っていて財布を出すのが楽しみになっている。散財しないように気をつけよう……。
四月も中旬になって少しずつ忙しい空気が通り過ぎ、穏やかな生活へと戻りつつある。心と体のバランスを整えて日々を楽しんでいこうと思う。