本当は今日から5月6日まで仕事が休みなのだけど、休み明けにどれだけの仕事量(その間の問い合わせも含めて)があるか不安なので職場へ行った。お昼過ぎに切り上げたが、明日も出勤する予定。
多くのショップが臨時休業をし、テレワークで働く方が増えてから個人の問い合わせが増えた。なので、私の仕事量は変化がない。というか、むしろ増えている気がしている。気持ちが塞ぎがちになるためか、趣味にあたるであろう弊社製品に夢を見ている様子の方もいらっしゃるので、私は相手のイメージと現実的に可能な製品の微妙なラインを探っている。
今日はカナダ在住の方から電話があった。
「いやぁ、ショッピングモールも飲食店も閉まってますよ。でもね、私はこんなときだからやれる仕事もあるんですよね」
いつもの流暢すぎる日本語でそう言った。面識もある彼のイメージはひたすら明るく、ちょっと調子がいいひとなのだが、それは世の中の流れにも左右しないのだと思った。
夕飯はチンジャオロース。たけのこがあるときに食べたくなる。
こども達が「とろみ」を愛してるので、水溶き片栗粉でちょっぴりとろみをつける。それが私のチンジャオロース。
斉藤倫さんの詩集『さよなら、柩』。
「とろみ」を思っていたら、この中の『とろみ』ってタイトルの詩を思い出した。
一部抜粋。
好きなひとにゆっくり
アタマをなでられてると
とろみがついてくる
なんどもなんども
なでられていると
とろみがでてくる
このあとの流れも良く、好きな詩のひとつだ。
透明感のあるとろみになりたいとねがう。