バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20200511

所要があり、市役所へ出かけた。開庁してすぐに行ったので、全体的には空いていたが、ある窓口だけは驚くほど人がいた。

私はその窓口とは別のところに用があった。近くにいた職員の方に内容を伝えると「これに記入して窓口へ行ってください」と用紙を手渡された。何の疑いもなく、太い四角で囲まれたところに記入し、窓口へ提出、出来上がるのをまった。

しばらくすると、先ほどの職員が近づいてきて「すみません…。書いてもらう用紙を間違えて渡しておりました。お手数ですが、もう一度記入してもらえませんか」と申し訳なさそうに言った。ええ……はい……などと答えながら、用紙を受け取り、再度、まったく同じ内容を紙に書いた。時間がかかっちゃったなとは思ったけれど、誰にでも間違いはあるので、そういうことでいちいち腹を立てることはない。

ただ、「うーん!またか!またこういうのに当たったか!」とは思ってしまった。私は、順番を飛ばされたり、相手の手違いから色んなことに巻き込まれることがとても多いのだ。

帰宅後、子どもたちに話すと「またなの?どんだけ運がないの?」と笑いながら言われてしまった。娘には「お母さんはいつもそういう目にあっちゃうから次は一緒に行ってあげるよ。私はそんなのに巻き込まれたことないから」とまで言われてしまった。

 

そういう星の下って存在するのかな。

 

でも、私はお気楽なので「私が困ったことに巻き込まれたぶん、誰かは巻き込まれなかったのだから、いいか!」と思うことが多い。さらには、私をごちゃごちゃに巻き込んだ相手を励ましてしまうこともあるくらいなので、もう少し「困った!ひどい!やられた!」って言っても良いのかも?って思ったりする。

思ったりするだけ。

たぶん私は人を責めることが得意ではないのだ。

 

朝、廊下に射し込んだ光が床を七色に輝かせていた。慌てて写真を撮ったけれど、ものの数分で消えてしまった。

 

なんだかちょっぴり得をした気分だった。


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