バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

20200612

娘がavailへ行きたいと言ったので買い物へ出かけた。availはしまむらグループの衣料品店である。

娘はクラシックな雰囲気の服を好んで着ている。ふわっとしたスカート、丸い襟、ウエストの絞った服など、細かいディテールにこだわりがある。あとはセーラー襟も好きだ。

今まで娘の服は通販で買うことが多かった。あまりそういった服が売っていないのもあるが、一緒に洋服を買いに行くことすら難しかった期間が3年強あり、私が娘の好みを聞き、買ってあげるしかなかった。一緒に買い物へ行けないと不便なのがサイズがわからないことである。あと、小学校の宿泊学習などのときにタオルのひとつでさえ、私が娘を思い浮かべて買ってあげるしかなく、なんとなく寂しくて申し訳なかった。

昨年から娘と一緒に買い物へ行けるようになった。availは娘が色々調べていたら、良さそうな服があるらしいから行きたいと言われたので出掛けることにした。娘とavailに行くのははじめてだった。

一緒にこの服のここが良いだとか、試着をして「着ると思ったより似合わないね」などと笑いあったりした。つけ襟も売っているavail、すごいな。

シンプルなブラウスにつけ襟をし、スカートの下にペチコートをはく娘は「お母さんがどんな服を着ても何も言わないひとで良かった」と言った。

「好きなものを身につけて、自分が楽しくなれればそれでいいじゃない。私が決めることではないよ」

そう言った。

 

まずは自分が楽しくなれるような日々を送ること。誰のことも後回しにして自分を大事にすること。

自分が安定したらきっと周りの人のことも見えてくるよと娘に話しつつ、これはブーメランで私に話してることにもなるなぁと思った。

焦りと不安が大きく、心の安定がはかれない。

やらなきゃ、やらなきゃ、って思うほど前に進むことができない。

それでも生きるために最低限の日常はこなさなければならず、心を公園のベンチに置いてきてしまったような気持ちになる。

それならそれで、雨でも降って心を洗い流してくれたら良いのにと思う。

 

まあ、楽しいと思えることはあるし、明日も生きていこう。

みなさんも一緒にね。


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バッグを購入したのだが、シンプルすぎてさびしい気がしたので、ミミズクのブローチをつけてみた。

気持ちが少しだけ軽くなった。