バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

ガマパックン

家にNintendo Switchがある。

子どもと一緒に家を出たときに、唯一持ってきた家電がこのNintendo Switchだ。

当初、ロックがされており(見守り?)使用することができなかったが、パスワードが数字4桁だったため、私はローラー作戦を決行した。

紙に「0000」~「9999」を書き、入力した数字を消していく。1回に入力できるパスワードは5つまで。それでクリアできないと次に入力できるのは30分後。私は引っ越しをして精神的にピークの中、この作業を繰り返し、約2ヶ月かけてロックを解除した。

使用できるようになったSwitchで、こども達は楽しそうに遊んでいた。私はというと、ロックを解除したことで満足してしまったのかゲームをやる気があまり起きなかった。

何年もゲームを制限されていた息子は「寝ずにやる!」と意気込んでいたが、それも数日のことだった。今は穏やかにゲームを楽しんでいる。

 

数日前、Nintendo Switchで「忍者じゃじゃ丸くん」が遊べるようになったと娘から聞いた。「忍者じゃじゃ丸くん」はファミコンで遊んだことがあったが、面白かったような?なんかカエルが出てきたような?好きだった!とか、それくらいの記憶でしかなかった。だが、「やりたい!」と思った。

Nintendo Switchを娘に起動してもらい(どんだけゲームやってないねん)いざ、参る!

ここ数年、ゲームをほとんどやっていなかったため、操作すら怪しかったが、何度かチャレンジするうちにコツを掴んできた。

じゃじゃ丸くんがジャンプをし、手裏剣を投げる。たかがそれだけのことにちょっと感動した。アイテムをいくつか取っていたら、急に画面がチカチカし、巨大なカエルが現れた。

「ああ!ガマパックンだ!!!」

先ほどまで、忍者じゃじゃ丸くんにはカエルが出てきたはずという記憶しかなかった私が、画面に現れたカエルを見たとたん「ガマパックン」と名称が出てきたことに驚いた。

「え?本当にそんな名前なの?」

横にいた娘がすぐにググって「お母さん、ガマパックンで間違いないよ!」と笑いながら話しているのを、なんとも言えない気持ちで聞いていた。

最強忍法、ガマパックン。

背中にじゃじゃ丸くんを乗せ、次から次へと敵を飲み込んでいく。

 

今日もじゃじゃ丸くんをやろうかな。

ガマパックンとともに、なんでも飲み込むスカッとした気分を味わいたいような気がするのだ。