ここ数週間、朝早めに出勤し、早めに帰宅するように切り替えた。
冬の寒さの中だと早起きが苦になりそうだが、日が長くなった今はそこまで大変ではなく、起きてしまえば清々しいくらいだ。
いつもより早く家を出ると、見かける街の人達も変わってくる。小学生が列になって歩き、保護者が引率している。右に左に車線変更を繰り返す車を見て、安全運転しようと心に留めた。
寺地はるなさん『声の在りか』を読みました。この本には私が「親」をはじめてから感じたことの多くが詰まっていました。「私は今までこんな気持ちで過ごしてきたよ!」って人に伝えたくなったら、迷わずこの本を渡します。迷ってなんとか生きてきた今までを肯定してくれる気もして嬉しかったです。 pic.twitter.com/HvpYOWwv9L
— えこ (@bambi_eco) 2021年5月30日
寺地はるなさん『声の在りか』を読んだ。
私が親になってから、迷い、傷つき、悩んだ多くのこと。そんな私の言葉をそのまま文章に書き起こしてくれたのではないかと思うほど繊細に書かれている物語だった。ちょっと、いや、だいぶ泣けてきた。
夫婦の意志疎通を図ろうと、子どもの様子を伝えても相手が無関心で、話すのをやめてしまったことなどを思い出した。
もっと頑張れば良かったのだろうか、などと、今は思うこともないけれど私が反省すべき点はあるので、ゆっくり飲み込んでいきたいと思う。
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宮沢りえさんが34年ぶりに三井のリハウスのCMに出演するというニュースを見たため、宮沢りえに似てるってよく言われたことを思い出した。
10代前半は宮沢りえ、10代後半から20代は瀬戸朝香、30代は仲里依紗と年代によって似ていると言われる芸能人が変わるのは面白い。いちばん言われたのは瀬戸朝香かな。
学校でもバイト先でもどこでも言われてたので、「そんなに似てるんかいな?」と不思議に思ったものだ。
そういえば、高校生のとき、国語の先生が教室に入ってきたとたん、「えこさん、カレーのCMに出てない?」と言ってきたのは笑った。出てないし、誰と間違えたのか未だに謎である。
アルバムひっくり返したら、小学生の頃の私がいた。
大人っぽいと言われるのが好きじゃなかった。
人の意見に流されるのが好きじゃなかった。
そんな時代。
宮内優里 / 読書 (feat. 星野源) - YouTube
扉開けて 紙の中へ
僕は友達がいる 別の世に