もうすぐ梅雨明けらしい。
梅雨明けの直前は不安定な天気が続くようで、朝は晴れていたのに午後からざぁざぁ降りになることがここのところ多かった。
私は洗濯物をベランダに干すか部屋干しにするか、毎日戦っている。
この10日ぐらいのあいだに、「ベランダに干しますぞー!」と朝7時前に干した洗濯物が2回もざぁざぁ雨にやられてぐっしょぐっしょのびっちびっちになった。雨に濡れた洗濯物は私の心より重く感じた。私は重くなった洗濯物をかごに入れ、えっちらおっちら運ぶと再度洗濯機にぶちこんだ。
「相手の方が一枚上手だったな」と呟きながら。
2回もそんな目にあったのならもう止めればいいのに、私は戦うことを止めず、また、ベランダに洗濯物を干した。天気予報では降水確率30%らしかった。
出勤すると、皆は部屋干しにして来たと言っていた。私はまたloserになるのだろうか。
不安になりながら迎えた午後。なんとその日は雨が降らなかった。私は3回目にしてやっとwinnerになったのである。
帰宅後、すぐにベランダに出て戦い終えた洗濯物たちを労った。
縫い目部分や脇の下など、乾きづらい部分もさらさらに乾いていたのだった。
娘の塾がある日の夕飯は短時間で作る必要にせまられるので、この日は夏野菜を入れたキーマカーレーを作った。具材を細かく切らなければならないが、火を通す時間は短いため通常のカレーより早くできる。これは25分くらい。いんげんがあったので素揚げにしてトッピング。揚げたいんげんは味がぎゅっと濃縮されておいしい。
日曜日。息子が行きたい場所があると言うので、指示通りにいくつかお店により、せっかくなので私のリクエスト、「CAFEめがね書房」さんに寄らせてもらった。
かき氷、コーヒーミルク。淡い色で味も優しく美味しかった。
息子はプリンを食べていた。画像をちょうだいとお願いしたのに、まだ送られてこない。
CAFEめがね書房さんで『喫茶店で松本隆さんから聞いたこと』(夏葉社)を購入した。
タイトル通り、著者、山下賢二さんが喫茶店で松本隆さんから聞いた話の数々が収められていた。
松本隆さんのさりげないように見えて何かを感じさせる言葉の数々にしびれた。とても良い本だと思う。また、読み返したい。
私はもう少し孤独に慣れる必要があると感じたし、私は孤独と仲良くなれるとも思った。
まだまだわからないことも多いけれど、
私らしさを失わないように過ごしていくつもり。
まずは夏を楽しみましょうかね。