バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

2021.12.21 ~積み重ねる

首をカメのように引っ込めて歩く日とカモシカのようにまっすぐに疾走する日を繰り返している。

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1年が始まるときは、365日に期待を膨らませ、やりたいことリストを書き出すくらいの勢いでいるけれど、実際には12月になると何にも遂げていない気持ちになる。

けれど、今年の私は少し違うかもしれない。昨年末、数ヶ月休職してからここまで走りきったと思う。ただでさえ、休職明けは戻るのが不安になるのに、新体制での仕事で負荷が大きくかかり、3ヶ月で7kg痩せたことから考えてもよく乗り切ったと今は思っている。

休んでいた私が何かを発言して良いのだろうかと口をつぐむことの方が多く、泣きたくなった(というより泣いていた)日がどれだけあっただろう。

そこからどうやって上がってきたのかと振り返れば、やはり積み重ねでしかないと思う。毎朝、少し早く出社し、掃除をして場所と心を整えること。単純作業を効率よくこなすこと。衰えた知識は自身で認め、学び直すこと。たいていはそうやって自分の場を自身で作り出すしかないように感じてる。

あとは長年、私と接してくれていた取引先の方々の声かもしれない。お会いしたこともないけれど、何年も電話でやり取りするうちに軽口が叩けるくらいの間柄になった方が、私を必要としてくれたことが支えになった。仕事の上でなのは十分承知しているけれど、それも私が積み重ねてきたことなのだと思う。

海外の取引先の方からは「私が取引する相手では仕事が正確で安心できる人の3人に入ります。戻ってきてくれてありがとう」と言われ、海外の人は誉め上手だなぁと思いながらもとても嬉しかった。時々、難解な要求を指名で頂くこともあるけれど、私がミスをしても寛大に許してくれる方も多く、持ちつ持たれつってやつだよなーと思い、社会の仕組みを考える。

たくさん仕事をしたけれど、休日はしっかり休んでメリハリをつけた。観劇は15公演、映画館で映画を観た本数は22本、本も50冊以上読んでるし、Podcastでラジオも聴いている。美術展も行った。本の会、音楽の会にも参加した。お菓子を作り、栞も作った。子どもが行きたい場所へも連れていった(で、一緒に楽しんだ)。

 

縛るものがないときの私ってこんなに自由に動くのだなって自分でビックリしたし、足がドラえもんみたいに、ちょこっと浮いてる感覚があった。

あの、漬物石で足を引っ張られていた感じは何処へいったのだろう。

漬物石、その辺に落ちてますか?

 

 

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PIZZICATO FIVE / メッセージソング - YouTube

ずっと大好きな曲。

冬になると、口ずさんだりしています。

 

忘れないで

ぼくはきみを

ほんとに愛してる