雨音がする。
雨が窓を叩く不規則なリズムに乗れないでいる。
火曜日に病院へ行った。
先日の検査結果を聞きに行ったのだ。予約をしていたけれど、多くの人がイスに座っていたので「これはもしや予約をしても遅くなるやつでは……?」などと不安になったが、私が最初に呼ばれた。診察室に入ると、挨拶もそこそこに「悪性じゃなかったです」と言われ、ポカンとしてしまった。
私は最悪の事態までを想像したのち、あっさり問題がないと言われると喜びや安心の表現ができない人間だったことを思い出した。
とりあえず問題はないので、3ヶ月~半年以内のあいだに指定の検査はやってねって感じだった。その日の会計は220円だった。
今日は朝から市役所へ行った。
昨年亡くなった父の相続などの件で、母から必要書類を求められたのだ。書類を全部受け取ったあと、仕事へ向かい、定時を少し過ぎたぐらいで帰宅。今度は家の鍵交換の立ち会い。新しく取りつけられた鍵はずっしりとしており「なんだか立派な鍵ですね」と作業してくれた方に話しかけたところ「これ、いいやつですよ。いいやつっていうのは、ぶっちゃけ高いやつってことです。この鍵ならピッキングもムリです」と言われた。私が住んでいるアパートの管理会社はわりとしっかりしており、こういうところもキッチリやってくれるのが良い。アパートを探すとき防犯や管理も視野に入れて探して良かったなと思う。(あの時は逃げている立場なので、防犯ガバガバ物件だけは避けなければいけなかった)
夕飯をサクッと作って娘を塾へ送って行った。
仕事以外のタスクも多く、パンクするのは時間の問題かなぁと考えながら本を読んだ。今読んでいる本には期待以上にひきこまれている。
こちらは昨夜作ったごはん。
タスクが少なければ、ごはんを作る時間に余裕がうまれる。ゆっくり料理するのは好きなので、楽しく作り、美味しく食べる。
心は相変わらず痛むけれど、大事なものは忘れずにいたい。
例えば、大好きなひと達が元気でいることや蕾だった花が開き、反った花びらの曲線が美しいと思える私の心は大事なものだ。