明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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娘が受験生のため、帰省しておらずぼんやりと過ごしております。精力的に大掃除をして張り切っておせちなどを作れれば素晴らしいのですが、12月後半が激務だったために疲れが取れず何もする気になれませんでした。少しずつ回復していこうと思っております。
また、同様の理由で毎年12月に書いている今年購入した絵本まとめが出来ませんでした。1月も多忙なので宜しければ2月くらいまで気長にお待ち頂けると幸いです。
お餅くらいは食べようかなと家にあるものでお雑煮を作りました。わざわざ高価なものを買うほど裕福ではないので、出汁をしっかり取って彩りだけ押さえた感じです。「餅は焼かずに柔らかいものが良い!」との娘の希望がありましたので、鍋に水と餅を入れ、沸騰したら火を止め蓋をし、2分ほど待ちました。箸でつまむとくんにゃりして体を伸ばしたような餅が完成してました。
今年は昨年同様、本や映画、舞台、音楽など好きなことに触れて日々を過ごしたいと思っています。年齢を重ねると自分のこれから先を考え、やりたいことをやる!みたいな心境になりますが、私の場合はその側面とともに、自由に過ごせなかった時間と今をどうしても比べてしまっている部分があるようです。簡単に申し上げますと、例えば幼少期にゲームを与えてもらえなかった、あるいは漫画を禁止されていた人が社会人になってから躊躇うことなく好きなものに触れて過ごすような感じです。
アイデンティティを尊重し、自分を認めることを怠りたくはありません。同時にさまざまな事柄から目を逸らしたくありません。生き方として不器用であっても、こそこそ生きたくありませんし、立ち向かう心を持つ優しい人でありたいです。
あくまでも希望的観測ですが。
2022年の映画納めだった『そばかす』がとても良かったので記しておきます。
主人公はアセクシャルの女性ですが、個々が抱える葛藤と虚しさを人との緩やかな繋がりで描いておりじんわりと体が温かくなりました。
先日会った人にも話したのですが、最近は大きな幸福が来るのが少々怖くもあります。代償として何かを失ってしまう経験をしたのもあり、手元にあるものが欠けていくイメージが拭えないのです。穏やかな事柄の積み重ねと申しますか、連続性の方が私の心には負担が少なく感じます。
なので、人に頼らず自分で自分を楽しませる方向にかなりシフトしています。
私が自らを楽しませることの一つに彩りがあります。
私はモノトーンの服をあまり着ることがありません。身につけているものに色があった方が楽しく感じられるのです。
年末の彩りです。
ブランドにはあまり興味がありませんので、高いものは身につけませんが、色の組み合わせを考えるのは昔から大好きです。洋服だけでなく製作している栞にもそれは反映されていると思います。
そういえば今、初めてブランド品を注文しているのです。なんとHERMESですよ。読めます?ヘルメスでもハーメスでもなく、エルメスですよ。いやーん、そんなの高くて買えないわーと思ったそこのあなた。安心して下さい。私が注文したのはHERMESの絵本です。
期待を裏切らず、時には良い意味で裏切って生きて行きたいと思います!
皆様、今年も見守っていて下さいね。
Re-アホイ! / clammbon(クラムボン) - YouTube
ガルルル とびだした どこへでもゆこう
ねがいはかなうさ ぼくら