公私とも多忙で毎日何をして過ごしているのかわからない日々。
1つずつこなそうと山を切り崩しても、新たな山がそこに現れいつまでも立っても山の向こうは見えない。山の向こうにはきっと、明るい世界があるのだと微かな希望を抱いて歩を進めているが、あの先に何もなかったらちょっと泣いてしまうかもしれない。
***
津市大門で行われた『大門文芸市』に参加しました。大門にあるニネンノハコに出入りしている人たちが「三重でも何か文学的な催しをやってみよう!」と企画していたので、夏が過ぎた頃に勢いで参加表明。
そこから先延ばしにしていたら、仕事がとんでもなく忙しくなり、全く用意が進まずに泣いたり頭を悩ませたりしながら、なんとかカタチにしました。
『私の父の話』
タイトル通り、私の父の話です。手に取って頂いたり、早速感想を頂いたり、なんだかとても嬉しかったです。
文章を読んでもらうことはこのブログで長く続けていますし、一箱古本市で折本を配ったりもしていますが、そこに金銭が関わるものは出していなかった気がします。時間がないながらも、小冊子にしたことでもう少し何かできそうな気がしました。
今回、一緒に参加していた仲良しのお知り合いの方々や、初めてお会いするのに親しみがあって嬉しくなっちゃった方々と、楽しく世間話や悩み相談ができて楽しい時間が過ごせました。
壁際に置いてあった丸椅子に座っていたら、隣に座っていた子が私の肩に頭を乗せていました。そのわずかな重みがとても心地良く、正直少し泣きそうでした。おそらくその程度の触れ合いさえもない毎日で、人の温もりを感じて心が揺れたのだと思います。
私に微笑んでくれてありがとう。
『私の父の話』を読みたい方っていらっしゃいますか?
しばらくは一箱古本市のときに販売するのも良いかなぁとは考えていたりします。
また、楽しいことしましょうね。
苦しくて何してるかわからないときも、一緒にいますからね。
冬にわかれて - snow snow (Official Audio) - YouTube