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バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

ふふふと笑って髪が揺れた

人に会うたび「ずいぶん髪の毛切ったね」と言われ続け、3週間ぐらい経過した。私からすればすでに切りたて時からだいぶ伸びており、髪の毛を切ったことは遠い過去になりつつある。

似合わないとは言われてないけれど、あえて言われないだけでこの髪型が似合っていない可能性はある。私自身から見たこの髪型は今がちょうど馴染んだぐらいで触るのも気持ちがいい。下を向いても左右の髪の毛がバサバサと顔にかかることもなく、首筋もさらっと爽やかだ。髪の毛を洗うのも乾かすのも楽ちんなので、似合っていたら尚更良いなって思う。

首がまるっと出ているせいか、なんとなく首に手を当てることが多くなった。私の首はこんな形をしていたのだとか、唾をごくんと飲み込むと「ごくん」に合わせてうごくのだとか、当たり前のことを当たり前に感じられるのが面白い。時折、自分の体をぺたぺた触ってみるのも良いものかもしれない。

 ***

来月、息子が修学旅行で東京へ行く。東京へ行くと言っても、息子はすでに山手線をひとりで乗りまくり、どこの駅で降りても迷う事のないような子なので東京の街並み自体に新鮮味はないだろうけど「友達とともに行く」ことで、新しい発見はあるだろう。

「ディズニーランドの班は好きな人同士で組めたから楽しみ!」

そう言ったキミは本当に楽しみにしている雰囲気をぷんぷん醸し出していた。柔らかい空気に飲まれそうで嬉しかったけど少し苦しかった。

私はキミから聞いた「長野で洞窟体験をする」っていうオプションが羨ましくてしかたない。私も洞窟探検したい。そんでお宝見つけるんだ。

 

 

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「ふ」とかかれた箱に入っているおやつ麩をいただいた。

かるくてサクッとしててとっても美味しかった。

 

www.fumuroya.co.jp

 

 

 

「四日市公害と環境未来館」へ行って来ました

エドワード・ゴーリー展を見た後、同じ建物の中にある「四日市公害と環境未来館」へ行った。

http://www.city.yokkaichi.mie.jp/yokkaichikougai-kankyoumiraikan/

「無料だし、せっかくだから一回り見てくるか!」という軽いノリで足を踏み入れたのだけど、そんな軽いノリをふっ飛ばされるくらい公害について考える機会となった。というのも、土日は解説員の方が数名おり、展示物に関して説明してくれるのだ。

こちらが入りやすいように、簡単な質問を投げかけられながら聞いた公害の話は知らないことだらけだった。そもそも私は埼玉育ちのため、社会で日本の四大公害病については触れたけれど、深く知ることはなかったのだ。

四日市の公害はぜんそくであり、高度経済成長期に企業を誘致した結果、大気が汚染され近隣住民に被害が及んだのが発端である。被害者のうち、9人が裁判をおこすことになったのだが、当時、裁判をおこすことは親戚や家族からの猛反発があったようである。だが、縁を切られても裁判をおこさなければ、この先の未来はないという強い気持ちからようやく裁判へこぎつけた。

裁判の様子は「四日市公害と環境未来館」にある「四日市公害裁判シアター」を見ると、当時の様子がよくわかる。

四日市公害裁判は日本で初の公害裁判であり、今後の公害裁判へつなげるためにとにかく勝てる裁判を念頭において挑んだ。よって、最初は訴える企業を13社としていたが、6社にしぼって裁判をおこしたのだ。大気汚染とぜんそくの因果関係を立証すべく、多くの人が動き、裁判開始から5年後、原告側勝利で結審した。

だが、ぜんそくを患っている者からすれば、裁判が終わっても状況が改善しなければなんの解決にもならない。

このあたりはパネルなどを通しながら、解説員の方が「どう改善したかが重要なんですよ」と力説していた。この裁判は企業側にとっても対応の出方次第で今後の方向性に問題が出ると感じていたのか、思ったよりも早く様々な対策をしていた。もちろん、患者からすれば長い長い年月ではあったであろうけれど。

また、企業を誘致した責任を問われた行政の動きも興味深かった。

 

そうそう、公害病の方が公害被害補償制度を受けていることは知っていたが、そのお金の一部が自動車税だとは知らなかった。(企業8割、自動車税2割らしい)

 

最初は「そんなに丁寧に解説してくれなくても…」ってチラッと思ってしまったけれど、解説員の方の「これからの人たちに聞いてほしい」という気持ちがしびれるくらい伝わってきて、最終的には公害の背景が知れて良かったと感じている。

概ね、私が無知すぎるがゆえ、驚くことが多かっただけだが、「四日市公害と環境未来館」誰が行っても今まで知らなかった何かを知ることのできる施設だと思った。

 

お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってもらいたい。

 

『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展へ行ってきました

 

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現在、四日市市立博物館で開催されている『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展へ行ってきた。

エドワード・ゴーリーといえば、残酷で不穏な絵本が多いイメージであり、実際そうなのだが、それぞれの絵を眺めていると表面では語られない奥深さがあるように感じられた。

ゴーリーの代表作『ギャシュリークラムのちびっ子たち』はA~Zの頭文字がついたこども達が次々と殺されていく。韻を踏む軽快な文章であるのに「不穏」の2文字がずっとついて回る。ゴーリーは何を伝えるためにこの絵本を描いたのか。どう解釈すればいいのかわからなくなる自分がまた怖いと感じるループ。そういった部分もゴーリーの魅力である惹き付けられるのだ。

絵をひとつひとつ眺めながら、解説を読み、ふむふむ納得しているところへくる「そのあと殺されました」の文字はインパクト大ではあるけれど、ゴーリーの描く可愛らしいキャラクターがいくつもあって、「あれ?ゴーリーってけっこうかわいいとこあるのかも?」と新たな一面を見たような気がした。度々、ご本人も絵の中へ登場しているし、けっこう茶目っ気ある人なのではなかろうか。

 

細かい線でたくさん描かれたモノトーンの作品は、間近で見ると緻密さに驚かされた。デザイン的に優れた作品も多く、ミュージカルのポスターを手掛けたりしたのも頷ける。

今までゴーリーの作品をいくつか読んだことはあったけれど、翻訳されていない作品の展示もあったのでさらに興味を持った。 

そういえばゴーリーは大の猫好きだったらしい。 ゴーリーの作品で犠牲になるのはたいていこどもで、決して犠牲にならないのは猫であることからもそのことが伺える。

 

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展は世界各国を巡回し、ついに日本での開催となった展覧会である。さらに、ゴーリーの愛好家として数々の作品を収集されている濱中利信氏のコレクションを加え(濱中コレクションの多さにも驚かされます!)時間が足りないくらい見ごたえのあるものになっていた。

 四日市のあとは栃木、島根、福井で開催予定なので、時間のある方は足を運んでみると良いんじゃないかと思った。

 

 

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ついつい購入してしまった『子供部屋の壁模様』のマスキングテープ。

バモチーフらしいのだけど、かわいい。

こういう表情の動物に私は弱いのだ。

 

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密: 展覧会公式図録

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密: 展覧会公式図録

 

 

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