バンビのあくび

適度にテキトーに生きたいと思っている平民のブログです。

もしもし、聞こえますか?

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1ヶ月前に送ったメールの返信が風に乗ってきたかのようにふわふわと届いた。

私が送ったメールは返事があってもなくてもどちらでもいいメールであったので、送ったことさえすでに忘れていた。

 

今日は良い天気です。

空が広くて太陽が高く昇っています。

 

 やあ、メールに今気づきました。

青森の桜はまだ咲いていません。

見ごろは来週のようです。

 

なんとものんびりしたやりとりである。読み返してみて自分でも笑ってしまった。

合理性を重視する人はもしかしたら「これは何のやりとりなの?」と問いたくなるだろうけれど、生きるには意味のないことも必要だと答えるだろう。

ただ生きていてほしい。幸せであってほしい。それだけだ。言葉にするとエゴの塊のようになってしまうので「もしもーし、聞こえますかー?」程度の糸電話のようなものなのだ。

 

様々なSNSにより情報の伝達速度は上がっていると思うけれど、それによって心をすり減らすのであれば使わない選択をするのも良いと思う。

 

次はいつメールをするのだろう?

太陽が輝いてじっとりとした汗をかく頃だろうか。 

 

マールとおばあちゃん

マールとおばあちゃん

 

 

マールとおばあちゃんは好きな絵本の1冊です。

 

断片

車の修理が終わったとの連絡を受けて車を取りに行った。2週間ほど代車に乗っていたのだが、私の体はすでに代車に慣れ始めていたようで自分の車だというのに座った直後に違和感を感じた。ハンドルの太さ、視界、ウインカーの音などの違いに戸惑ったのだ。数十分乗っていたらだいぶ思い出してきて乗り心地が良くなった。体はその場に適応していく。

 

春の空気は懐かしい景色を時々思い出させる。

ふと思い出したのは学生時代、都内へ電車で通学していた時のことだ。乗り換え駅のホームに小さな本屋があり、電車を待っている間に寄ることが度々あった。幼少期から好んで本を読んでいたけれど、海外文学に触れることは少なかった私がなぜかその頃は海外文学に惹かれていた。

アガサ・クリスティサガンツルゲーネフなどを本屋で選び、ホームへ入ってきた電車に乗って読んだ。本の内容はもうあんまり覚えていないのにその時の車窓と空気だけは思い出すことができる。もう何年も前のことなのに。

 

先日、テレビで三谷幸喜脚本の「黒井戸殺し」が放送された。「黒井戸殺し」はアガサ・クリスティの「アクロイド殺し」が原作と書かれていて気がついた。私の記憶は「アクロイド殺人事件」というタイトルだったので私が読んだアガサ・クリスティはハヤカワ文庫ではなく新潮文庫だったということを。

調べて見たら時計の表紙に覚えがあった。

 

 

長く生きていると記憶は都合よく書き換えられる。それさえも理解したうえで今が一番良い環境であるならばそれでいい。

何かの拍子に拾ってしまう記憶の切れ端に振り回されなければそれでいい。

 

 

 

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 

 

アクロイド殺人事件 (新潮文庫)

アクロイド殺人事件 (新潮文庫)

 

 

本のある風景

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三月の終わりに名古屋へ行った。

一番の目的は三月末で閉店したメルヘンハウスへ行くことだった。私は関東で生まれ育ったのでメルヘンハウスへ行ったのは現在の住まいへ越してからのほんの数回程度であるけれど、温かく居心地の良い場であることはすぐに感じ取れた。閉店が近づいていた店内は別れを惜しむ人で溢れかえっていた。隅から隅までじっくり見てから絵本を3冊選び購入した。 

ムッシュ・ムニエルのサーカス

ムッシュ・ムニエルのサーカス

 

 こどもの頃好きだったムッシュ・ムニエル。はちゃめちゃサーカスが楽しい。

 

そのあと、ちくさ正文館へ寄ってからON READINGへ。

ON READINGでは花松あゆみ展を開催していて、花松さんの可愛い版画をじっくり眺めた。 

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『ほんの風景』は日常の中で「ほん」が良い感じに馴染んでいる。

ON READIGでも棚にあった本を見ていたら、以前より購入しようと迷いに迷い、未だに購入していなかったタラブックスの「水の生きもの」があったためえいやっ!と買ってきた。 

水の生きもの

水の生きもの

 

 「水の生き物」はシルクスクリーン印刷の発色が美しく、ずっと眺めていたい絵本だった。さらには触ったり、においをかいだりもした。シリアルNo.も入っていて特別な1冊という感じがした。 持っているだけで気分が良くなる絵本なのだ。

 

そのあとも引き続き本を見て回ったり、雑貨を見たり。ここぞとばかりに歩き回ったので足が痛くなったけれど、とっても楽しかった。

 

雑貨屋さんでお財布を買った。

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お財布はついついなんでも詰め込んでしまって、すぐにデブらせてしまうので今回はそうならないように気をつけたい。この財布、持った時に手に張り付いてくるように馴染むのでびっくりした。スリムなのも気に入っていて財布を出すのが楽しみになっている。散財しないように気をつけよう……。

 

四月も中旬になって少しずつ忙しい空気が通り過ぎ、穏やかな生活へと戻りつつある。心と体のバランスを整えて日々を楽しんでいこうと思う。