本
息をつく暇もない、毎日を送っている。 お昼ごはんを食べそこねる日が続いたら、お昼にお腹が空かなくなってしまった。 もう少しリズムのある生活ができるようにしたい。 私の周りで起こった事件は、回復しようとしている私の心を痛めつけた。一時期、私まで…
息子はバイト、娘はこんな日にかぎって体調不良で寝ている。 浮き足立つようなこともできぬまま、日常を歩く。 今日はクリニックへ行ったのだが、診察が終わったとき「良いお年を」と医師に言われた。形式的な挨拶もにこやかな笑顔を向けられると嬉しいもの…
奈良県立美術館で開催されている『ブラチスラバ世界絵本原画展』へ行った。 このご時世、行くのをずっと迷っていたが、会期終了が目前となり、居ても立ってもいられず車に乗り込んだ。 名阪国道は奈良県に突入してからが気持ちいい。特に魔のΩカーブと言われ…
小冊子『murren』vol.25 「ネパールの音」を読んだ。壮大な自然とそこで生きる人達の話は遠くのことのようでいて、自分の身近に落ちている話であるような気がした。おそらく、世界のどこであっても「今日を生きている」ことが共通しているからなのだろう。 …
上間陽子さんの『海をあげる』を読んだ。 沖縄で暮らす著者が、このエッセイを通して響かせてくる声はじわじわと大きくなり、読み終えて数日経った今、私の一部として心に住んでしまっているかのようだ。 私は沖縄に縁がなく、沖縄と言えば、陽気なひとが多…
朝晩、だいぶ冷え込むようになってきた。夜の散歩をしようと玄関のドアを開けたら、ひんやりとした空気が一瞬で私を包んだ。ひんやりとした空気はキライじゃない。なにか、背筋がピンッ!とするようで、ぼんやりとしていた頭が鮮明になるからだ。 あと1ヶ月…
9月16日から10月12日までの期間、四日市のメリーゴーランドで名古屋のシマウマ書房による古本展示販売が行われていた。こちらの展示販売は途中で入れ替えもあったりしてとても楽しく買い物をさせてもらった。 そして、展示販売だけではなくメリーゴーランド…
先日、農産物直売所で唐辛子を購入した。真っ赤でツヤツヤのきれいな唐辛子だが、忘れて数日放置してしまったため、2つほどカビを生やしてしまった。慌ててザルにあけ、ベランダに出した。 洗濯物を干す時に毎日観察をした。唐辛子は柔らかく弾力があった購…
ミンミンゼミの声をまだ聞いていない。 ミンミンゼミはどこにいるのだろう。 先日、家に娘の友達がやってきた。楽しそうな笑い声が響いて、とてもにぎやかだった。ずっと子どもが安心して友達を連れてこれるようにしたかった。それができたことがとても嬉し…
氷が好きだ。 おそらく貧血だからだと思うのだが、氷をガリガリかじるのが好きでやめることが出来ない。冷蔵庫で自動製氷された氷の量が少なくなってくると不安になり、100円ショップで買ってきた製氷皿にも氷を作り出すほど私にとって氷はなくてはならない…
4連休。 朝はゆっくりしていようとかしらと毛布にくるまれ、にやにやしていたら、いつもの起床時間にスマホのバイブが鳴り出した。 政府が作り出した連休にスマホが対応しきれていなかったらしい。ぎゃふん。 スマホのバイブ、というか、それ以前のガラケー…
七夕も過ぎてしまった。 日付は変わっていくけれど、気持ちはあまり更新されず焦りを感じている。 とは言っても、上がったり下がったりしながらなんとか食らいついて生きてるのでご心配なく。 『ブックオフ大学ぶらぶら学部』を読んだ。面白かったー。私はが…
雨がざあざあ降っていた。 洗濯物を室内干ししたあと、洗濯機に洗濯槽クリーナーをぶちこんだ。洗濯槽の汚れを落とさなければ、洗濯物の汚れは落ちねぇのです。 雨の音を聞きながら本を読んだ。前にpoeで購入したトムズボックス発行の武井武雄『赤ノッポ青ノ…
心が疲れてきてしまった。 不安をもたらすウイルスもそうだが、昨年から「気持ちを強く持って前を向くんだ」と心に決めて行動すると、なぜか何かが起きて心が崩れていく。それは、不安が複数存在することを示しており、何から手をつけて良いのかわからなくな…
天気が良かったので洗濯物を干したあと、えっちらおっちら布団を抱えてベランダに干した。やや湿っぽくなった敷き布団もこれでからりとすることだろう。午前中は本を読んでいた。少し眠たくなったのでうたた寝をした。お昼ごはんを作って、アタック25のオー…
めそめそ泣いてばかりいたら、奥二重だった目が二重になった。 昔は体調が悪くなると二重になったりしたものだけど、今の私は心の調子が悪いのだろう。 何度も繰り返す「立て直し」にやや疲れてきた。行ったり来たり。出口がどこかわからずにぐるぐる回って…
年末年始は実家に帰省していたのだが、帰省した翌日は1人で本屋さん巡りをした。 年末は時短営業も多かったため、楽しみながらも最後まで時間と戦い続けた。もちろん、昼食を取る時間などない。こういった時だけ体育会系気質がでるのは性分なのだろう。 結局…
例えば。 誰かに告白されてお付き合いしたとする。相手は好意をもってくれたからこそ、告白してくれたと思うのだがしばらく経ったあと「もっとお淑やかな人だと思いました」とフラれたとする。これに近いことを昔、よくされていた。大方、「一目惚れです」と…
CAFEめがね書房さんで行われた夏葉社、島田潤一郎さんのトークイベント『古くてあたらしい仕事と音楽』へ行った。 CAFEめがね書房さんは家からそれなりの距離にあり、行こうかずっと迷っていたのだが、息子に話したら「行ってきたらいいよ!」と言ってくれた…
何日か書くことをサボっていたらどこから書いて良いのかわからなくなった。この間に一箱古本市に出店し、寺尾紗穂さんのライブへ行き、行きたかった雑貨屋poeにも行き、本の会にも参加した。 こたつを出して暖かさを感じ、私が2週間前に購入したゴジュウカラ…
朝。眠ったままの頭で重い体をなんとか動かし、洗濯物を干そうとベランダへ出た。 寒い。私が思っていた以上の冷気が体に纏わりついてきてぶるっと震えた。吐き出した息は白く、時間とともに空気中に消えていった。 私は季節の中で秋が一番好きなのだが、今…
10月27日、伊勢河崎一箱古本市が行われた。 前回までは友人が出店しているところに自分の箱を少し置かせてもらって販売していたのだが、今回は個人として出店することにした。私の性格上、何の知識もなく出店するのは難しかったと思うので手伝わせてくれた友…
久しぶりに自己嫌悪に陥っていて、なんだか吐きそうなくらいになっている。なんというか、いつまで経っても人間的に成長できない自分に呆れている。 ここ数ヶ月、自己を磨くことを意識して過ごしてきた。暗いトンネルから出て、必要な空気を吸い、「さあ、こ…
ひびうたで行われた「本の会」に参加した。先月に続いて2回目である。書いていなかったが、こないだ「音楽の会」にも参加した。もう、ひびうたへの道順もだいぶ迷わなくなった。 今回、私は「ヒキガエルがいく」を紹介しようと決めていた。だが、この本を紹…
「この壁一面を本棚にしたいの」 私が発した無茶ぶりな一言を受けて友人がDIYで本棚を作ってくれた。 まさかDIYするとは思わず、うわー過酷な道を選んでくれて!と思ったが、私たちの意見を取り入れようとしたらDIYが一番良いと判断してくれたのでは?と出来…
学生の頃、満員電車が息苦しくなってそのまま授業をサボったことがある。降りたのは新宿で、東口から出てぶらぶらと歩き伊勢丹へ行った。別に目的があって伊勢丹に入った訳ではなく、何にも考えたくなかったからとりあえず大きなデパートに自然と足が向いた…
帰省してゆっくりしている。ハン・ガン「回復する人間」を読んでいるのだが、まだ半分しか読んでいないのに何とも言えない気持ちになっている。私の心の開けていなかった幾つかの引き出しのひとつを開けてしまったようだなって思っている。回復するのは大変…
私が住んでいた街のデパートより小規模の商業施設の屋上でヒーローショーが行われるというチラシが新聞に挟まれて家に届いた。兄が「行きたい!行きたい!」と親にせがんだため、私も共にヒーローショーへ行くことになった。 商業施設の屋上は3分の1程度が…
福音館書店が月刊科学絵本「かがくのとも」の50周年記念して特設Webサイトをオープンした。 このサイトが非常に面白い。 www.fukuinkan.co.jp まず、 山中伸弥さん、福岡伸一さんの特別エッセイでわくわく感が高まり、アーカイブで600冊を超えるバックナンバ…
桜も散り、葉が目立ち始めた。 街中でパトカーとすれ違うたびに春の交通安全運動なのだなと思う。選挙の立候補者が「本人」というたすきをするようになったのは最近のことなのかしばらく周りが見えていなかった私にはわからない。 読みかけのまま置きっぱな…