アート
滋賀県立美術館で開催されている川内倫子さん『M/E 球体の上 無限の連なり』へ行った。 とてもとても素晴らしかった。 写真から、そのときの空気と温度が伝わってきて、柔らかくなったり、痛々しく思えたりした。 人は同じ景色を眺めていても、同じものが見…
ぽっかりと時間が出来たので、そこまで遠くなく、まだ行ったことがない場所へ行くことにした。 MIHO MUSEUM。 イオ・ミン・ペイが設計した建物を一度観てみたいと思っていたのだ。 こんな場所に美術館があるのかと思うくらい山の中へ入っていく。開けた先に…
休日の朝にゆっくりごはんを作る。慌ただしく、とりあえず何かを口に入れるような平日と明確に区別するように、時間の流れを自分の手で変える。 何の変哲もない野菜サラダでも食べたくなるように見映えよく盛り付ける。えのき、舞茸、しめじなど何種類ものき…
5月4日。 今回のゴールデンウィークは遠出をせず。 今年度は娘が受験生でお盆も年末年始も帰省しない予定なので、ゴールデンウィークぐらい帰省しても良かったかなとゴールデンウィーク終盤になって思う。 でも、動きが少なかっただけゆっくりできたのだから…
何をするか特に決めていなかった日。 娘は友達とクリスマスパーティー、息子はバイトだと言うので、昨年京都のミナペルホネンで購入したベルバッグを持って出かけることにした。 三重県立美術館で開催中の杉浦非水『時代をひらくデザイン』へ。 思ったより空…
一昨日、三重県立美術館で開催されている『ミケル・バルセロ展』へ行った。 ミケル・バルセロはスペインの人で現代を代表するアーティストのひとりだ。 平日であることと、会期が約2ヶ月ある展示が始まったばかりであることが功を奏したのかとても空いていて…
雨降りの土曜日。 土曜日に朝から映画を観に行かなかったのは久しぶりのことだ。 ここ数ヶ月、毎週映画を観ていたのは、観たかった映画が次々に公開されたという当たり前の理由もあるけれど、平日の仕事で頭を使いすぎた分、少し気を抜いた時間を過ごしたか…
朝、ぎこちない動作で自転車にまたがる中学生を見かけた。入学して間もないと思われるその子が自転車にくくりつけた、学校指定のバッグがずり落ちないことを願った。毎年、荷紐がほどけ、バッグを落とす子みかけるのだ。ファスナーが開き、教科書を歩道に散…
京都へ行った。目的は寺尾紗穂さんと七尾旅人さんのライブだ。ライブは夕方なので、その時間まで街を歩いた。「街を歩いた」の言葉どおり、私は京都駅から地下鉄もバスも使わずにひたすら歩いた。まずは鴨川に向かって。 鴨川には鴨、鷺、雀、烏、鳩など、さ…
奈良県立美術館で開催されている『ブラチスラバ世界絵本原画展』へ行った。 このご時世、行くのをずっと迷っていたが、会期終了が目前となり、居ても立ってもいられず車に乗り込んだ。 名阪国道は奈良県に突入してからが気持ちいい。特に魔のΩカーブと言われ…
名古屋のON READINGで開催されている彦坂木版工房の展示会へ行った。彦坂木版工房といえば絵本「パン どうぞ」など、表紙を見るだけでよだれが出そうなほど、美味しそうでリアルな木版が人気のふたりぐみだ。 木版の美しさに絵本を近づけたり、斜めに見たり…
8月のある日、東京を1日中ふらついておりました。 その時のことをまだブログに書いてなかったのでぼちぼち書いていきたいと思います。(夏が終わっちゃうので!慌てて!) *** 六本木にある21_21 DESIGN SIGHTギャラリーで開催されてる『虫展 デザインの…
目白にある「ポポタム」さんで地紋総合研究所さんの『封筒地紋』を購入しました。 そもそも「封筒地紋」とはなにかと言うと、封筒の内側に印刷された文様です。請求書など機密性の高い書類をおさめる際、内側に地紋を印刷することにより、外側からの判読を防…
夏はいつの間にやら巨大な台風とともに過ぎ去っていった。 夏に行ったところ、見たものなどを記録に残そうと思っていたのだが、ぐうたらしていたらもう秋のはじまりになってしまった。 遅くはなったけれど、せっかくなので私が過ごした夏の一部をここに記し…
刈谷市美術館で開催されている「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」と「怪談えほん原画展+稲生モノノケ録『ぼくはへいたろう』の世界展」へ行ってきました。 素敵な展示が同時に開催だなんて、行かない理由はありません。 怪談えほん原画展…
豊田市美術館で開催されている奈良美智『for better or worse』へ行った。 http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html 駐車場に車を止めてから美術館へのゆるやかな坂をのぼっていくだけで汗がじんわりとにじんでいた。…
三重県立美術館で開催されている『テオ・ヤンセン展』へ行ってきた。 http://theojansen-mie.com/ 以下、展覧会概要に記されていた文章。 「21世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されるオランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセン(Theo Jansen)。彼は…
刈谷市美術館で開催されている「描かれた大正モダン・キッズ 婦人之友社『子供之友』原画展」へ行ってきました。 https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H29kodomotonoto.html 『子供之友』は婦人之友社から1914年に創刊され、大正から…
現在、四日市市立博物館で開催されている『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展へ行ってきた。 エドワード・ゴーリーといえば、残酷で不穏な絵本が多いイメージであり、実際そうなのだが、それぞれの絵を眺めていると表面では語られない奥深さがあるように…
あいちトリエンナーレ記事のラストです。 また、次回も行けると良いなってことで記録です! 『名古屋市美術館』 ジョアン・モデの「NET Project」。 岡崎会場に続いて、こちらでもきれいな色の紐を結んできました。 子ども達が楽しそうに結んでいるのが印象…
10月23日で終わってしまうあいちトリエンナーレですが、岡崎、豊橋だけではなく、その他の会場も10月に観に行きました。 今回は愛知芸術文化センターを記録として残しておきます。 竹川宣彰 さんの作品。 「さるかに合戦」 こっちもさるかに合戦です。 風刺…
あいちトリエンナーレ2016 豊橋会場へ行って来ました。 豊橋まで行こうと思ったのは、水上ビルの鳥さん達に会いたかったからなんですけど、その他の作品も楽しく見て回ることができました。 豊橋という町の持つ雰囲気との融合も作品の見どころだったと思いま…
『あいちトリエンナーレ2016』 岡崎会場へ行って来ました。 展示されている興味深い作品とともに、建物の雰囲気や趣を存分に楽しみました。本当に楽しかったです。私は写真を撮るのが得意ではないので、私目線で見て気になったもの、面白かったものを記録と…
『昭和レトロタイル 本と博物館の予告編』展へ行ってきました。 こちらの展覧会は11月26日から11月29日までと会期が短く、行くかどうかで悩んだのですが、入場料が無料であることと、開催場所が名古屋にある日本陶磁器センター3F大会議室とのことで、行く…
現在、松坂屋名古屋店で開催中の『歌川国芳展』へ行って来ました。 歌川国芳と言えば、江戸時代末期に活躍した浮世絵師なんですけど、この方の描く奇想天外な絵が面白くて楽しくて。 半年ぐらい前に行った『いつだって猫展』で歌川国芳の絵の面白さを目の当…
月がきれいですね。 夜空にぽっかりうかんでいます。 十五夜の今日は、子ども達が泥棒になって現れる日。私も玄関先にお菓子をたくさん並べていました。 夕方、きゃっきゃと響く子どもの声が路地に響いていました。 うちの子達もご近所を回り、たくさんのお…
秋の陽射しは琥珀色をしていた。 そよぐ風が私の頬を優しく撫でながら、木々の葉をゆらゆら揺らしていた。 隣にいるあなたの髪は光にかざされ羽毛のように柔らかくふわふわ揺れていた。触れたかった。 手で触れてその感触とあなたがそこにいることが現実なの…
『世界のタイル博物館』へ行ってきましたー。「世界のタイル博物館」は愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムにあります。 INAXライブミュージアムはタイル博物館の他に土・どろんこ館や窯のある広場・資料館など6つの建物で形成されています。 以前より…
名古屋市博物館で開催されている『いつだって猫展』へ行って来ました。 「いつだって、猫に夢中!」 今も昔も猫は大人気。ときには美人の魅力をひきたてるマスコットとして、ときには恐ろしい妖怪として、さらには福を招くシンボルとして、猫は変幻自在に江…
10月11日より始まりました『本』で街をつなぐブックイベント「ブックマークナゴヤ」へ行って来ました。 ブックマークナゴヤ BOOKMARK NAGOYA OFFICIAL WEBSITE 11月3日まで開催されるのですが、楽しそうな主催イベントがたくさんあります。 来週10月18日、19…