『昭和レトロタイル 本と博物館の予告編』展へ行ってきました。
こちらの展覧会は11月26日から11月29日までと会期が短く、行くかどうかで悩んだのですが、入場料が無料であることと、開催場所が名古屋にある日本陶磁器センター3F大会議室とのことで、行くことに決めました。
日本陶磁器センターは登録有形文化財の建物なので、こちらも見てみたかったのです。
『昭和レトロタイル 本と博物館の予告編』は2016年6月に開館が予定されている『多治見市モザイクタイルミュージアム』のコレクションの一部展示でした。
モザイクタイルミュージアム、開館したら行ってみたい・・!
さて、「タイルはわかるけどモザイクタイルってなに?」って思った方もいらっしゃると思いますので、モザイクタイルの説明をパンフレットに書いてあるとおりに載せておきます。
モザイクタイルとは、表面積が50㎠以下の小ぶりなタイルのことを指します。多様な形を組み合わせて多様なパターンを作り出すことができる、やきもので出来た建築物の装飾です。
以前に「世界のタイル博物館」へ行ったことがありますが、小さなタイルを寄せて模様にしたモザイクタイルにはまた違った味わいがありました。
色の組み合わせでの遊びが見られたり、レトロタイルを展示しているため、昔どこかで出会ったことがあるような雰囲気が随所に感じられました。
撮影OKとのことでしたので、こちらの写真で雰囲気を感じて頂ければいいなと思います。
色合いが美しい。
これをじーっとみていると、カエルのたまごみたく見えてきちゃいました。
もしくは目玉のおやじの詰め合わせ。
まな板の鯉ですかね?
細長いタイルが並んでいるのをみて、娘と「ネイルアートのサンプルみたいだねー」なんて話したり、面白い色の組み合わせに感心したりしました。
タイルが光に当たってぴかぴかしているのも綺麗で、気持ちが良かったです。
こちらは『多治見市モザイクタイルミュージアム』の模型。
タイルの原料となる土を採る「土とり場」をモチーフにしているようです。
そして、こちらが日本陶磁器センター大会議室の写真です。
「ステージのアルコーブを外部に張出し、細部にアールデコ意匠を採り入れるなど洗練された意匠になる」と文化遺産オンラインに記載されていました。
「昭和レトロタイル展」は日本陶磁器センターの雰囲気があっていて、居心地の良い空間でした。
「タイル潮干狩り」と称し、小さなデッドストックタイルの詰め放題があったので、娘がチャレンジしました。
「このタイルはね、ちょっと高いヤツなのよ・・」とお姉さんが小声で言いながら差し出してくれたタイルも詰めました。ありがとうございます。
貼り付けて遊んでみたいと思いますー。
※余談ですが、日本陶磁器センターのエレベーターは三菱のグランディでした。気配りアナウンスのみ、更新されていました(息子調べ)
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